◆ “麻生派”だけが国民の意向に反発しているらしい。
〜〜< 以下 引用 >〜〜
■ 麻生派、解散見送りへ 茂木、森山派は情勢注視 ⇒
https://x.gd/ul75g ■
自民党の麻生太郎副総裁は、自身が率いる麻生派(志公会)の解散を見送る意向を固めた。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて岸田派解散を決めた岸田文雄首相に既に伝達した。
これまでに安倍、二階、岸田3派が解散を決めており、第2派閥の麻生派、茂木敏充幹事長が率いる第3派閥の茂木派(平成研究会)の動向が焦点になっている。
首相が本部長を務める党の政治刷新本部は、党改革中間報告で派閥の「解消」に言及する方向で調整している。派閥を維持する場合は「カネとポスト」の機能をそぐ形とするよう検討している。
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◆ 麻生氏は、“オラが村の大将”という立場が好きなのです。
だから、麻生氏は、本来はどうでもいいようなところで妙に“カッコをつけたがる”。私は、政治家なら“国の将来ビジョン”で勝負してもらいたいのです。
ところで、ウィキペディアによると、“派閥は、組織内において利害で結びついた人々によって形成する集団”のこと。[ #共通の利害関係集団]
政治というシステムの中では、“政党”そのものがひとつの派閥。ところが、小泉政権の頃から、自民党が大きくなりすぎ、“党内をひとつにまとめる”のが難しくなりました。
そんなことや、“仲間と群れたがる”自民党重鎮たちの志向とが相俟って、自民党の中に細かな派閥が出来てしまったのでしょう。
私は、自民党が大きくなりすぎた弊害が、ここにきて表面化しているのだと思います。
◆ ひとつの政党の中に細かな分派が乱立するとわけがわからなくなります。
結果として、“派閥としての利権争い”が深刻化すると思います。[ #派閥の利権争い]
なので、小泉純一郎氏は、自分がめざす当面の国づくりに足かせになる分派を、自民党から追い出してしまう荒業に打って出ました。
小泉氏は、“構造改革に反対する者を自民党から追い出す”という強硬策を実行し、そのせいで政治家を引退することになった人もいました。
でも、大切なことは、自民党でなくても政治はできるということ。小沢一郎氏や亀井静香氏さらには渡辺喜美氏など、自民党をスピンアウトしても、政治活動を続けています。
ただし、それができるのは、それなりに自分がめざすビジョンのようなものがあって、信念のある人だけです。[ #信念のある人]
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