長らく伯備線のフラッグシップとして活躍した381系「やくも」も、3月のダイヤ改正で新車が導入され、来年度中には引退の見込みとなった。
381系は現在、定期運用されている最後の国鉄形特急車輛であり、現存する尤も古い振り子式車輛である。
前々から撮り鉄に行こう、行こうと思っていたが、なかなか機会が幸いせず伸ばし伸ばしになっていた。
なので、年末のBUCK-TICK遠征で使った18きっぷの消化を兼ねて撮り鉄しに行く事にした。
朝4時に起きて支度。
朝食はイトメンの山芋そばを頂く。
例に寄って京都5時21発の網干行きで出発。
まだ地下鉄は動いていないから、京都駅まで歩く。
網干行きは割りと空いていたので、半ば寝ていた。
姫路の手前で完全に目が醒めた。
何時の間にやら車内は混み合っていた。
姫路には7時30分の到着。
次の新見行きは7時31分発。
流石は18きっぷシーズンの三連休初日。
姫路ダッシュで新見行きの座席は埋まり、立ち席もかなり出ている。
私は幸いにも進行方向窓側の座席に座る事が出来た。
半ばうとうととしながら兵庫県から岡山県の境を越える。
岡山から撮り鉄らしき三脚などを手にしたのがかなり乗車して来た。
私も4人掛けから2人掛けの座席に移動する。
倉敷から伯備線に入り9分52分に総社の次である、豪渓で下車する。
この駅には27年程昔に「天地無用!」聖地巡礼で来た記憶がある。
ここから徒歩で、倉敷方面へと歩く。
宍栗踏切の先にある通称「セリカカーブ」で「やくも」を狙う。
既に4人程、撮り鉄がいた。
たまたま、私と同じ場所にいた人に話掛けられる。
何でも、昨日名古屋から来て倉敷泊まりで今日、名古屋まで帰るそうだ。
18きっぷ遠征組で、私よりもハードだ。
先ずは岡山行きの普通列車でアンクルなど確認する。
そしていきなりの本命、国鉄色の岡山行き「やくも」を撮影する。
少し場所を変えて、出雲市行きの「やくも」を撮影。
そして岡山行き「やくも」を撮影。
最後に、岡山から折り返して来た出雲市行きの国鉄色「やくも」を撮影。
豪渓へと戻る。
列車を待つ間に、汁パレスから持参したサンドイッチを食す。
11時49分発の新見行きに乗車。
115系3輛編成で、ボックス席が空いてなかったからロングシートに座る。
備中高梁で座席が空いたからボックス席に移動する。
高梁川を眺めながらのんびりと進む。
備中川面には撮り鉄が沢山いる。
次の方谷にも撮り鉄が沢山いる。
この辺りは伯備線撮影のスポットが多数あるから仕方がない。
石蟹で「やくも」と交換。
乗車していた新見行きから撮り鉄が降りてホームで撮影。
その数10人弱。
そして12時46分、終着の新見に到着。
スタンプは壊れていて修理に出されていた。
13時着の新見止まりの列車が到着し、13時2分発の備後落合行きは超満員で発車。
途中、布原か芸備線と分岐する備中神代辺りで下車して「やくも」を狙うのだろう。
新見13時12分発の出雲市行き「やくも」を撮り鉄。
「やくも」発車後に13時24分発の米子行きが入線してきた。
新見を出て次の布原で運転停車。
この駅は芸備線に直通する列車しか停車しない。
岡山行きの「やくも」と交換。
車内から撮り鉄をする。
生山でも岡山行き「やくも」と交換。
EF64形電気機関車牽引の貨物列車も停車していた。
14時18分、黒坂に到着。
ここで「やくも」を撮る為に撮影地へ移動する。
駅前の道を新見方面へ曲がり国道180号線へ出る。
国道180号線が伯備線をパスする陸橋まで移動。
徒歩約20分の道程。
米子方面の第六日野川橋梁に向けて撮影。
先ずは出雲市行き「やくも」を撮影。
そしてここでの本命である岡山行き「スーパーやくも」を撮影。
ただ、撮影地の都合から米子方の先頭に連結されたパノラマグリーン車は満足行く撮影が出来なかった。
陸橋を降りて第六日野川橋梁の米子方にある広島街道踏切へと移動する。
ここで急カーブで第六日野川橋梁を通過する「やくも」を捉えたいが、ルール通りの撮影だと不可能なので脇から第六日野川橋梁を狙う。
油断していたら黒坂15時34分発「漫画王国とっとり」ラッピングキハ126の生山行きの普通列車が通過して行った。
出雲市行き「やくも」を撮影して黒坂駅へと戻る。
駅で岡山行き「やくも」を撮る。
16時11分発米子行きに乗車。
車輛は先程のキハ126「漫画王国とっとり」列車だった。
車内もコナン一色で、漫画王国とっとりを歌いながら水木しげる作品はなかった。
16時39分、伯耆溝口で下車。
向かいのホームに国鉄色の岡山行き「やくも」が停車している。
この「やくも」も第六日野川橋梁近辺で狙いたかったのだが、時間的に暗くなるのではとっとり思い少しでも早くと、ここまで来た。
余り面白味の無い写真になってしまったが、仕方が無い。
次の岡山方面は、18時44分まで列車が無い。
なので17時54分発の米子行きに乗り、米子から折り返す。
結局、同じ岡山行きに乗るのだから、少しでも気が紛れる方が良い。
とは言え、米子行きまで1時間以上ある。
しかし、伯耆溝口の駅周辺には取り立てて何も無い。
なので待合室で「やくも」を待つ。
17時9分発の生山行きが到着し、出雲市行き「やくも」と交換するので撮り鉄。
そして既に日も暮れた17時40分頃に岡山行きの「やくも」を撮り鉄。
そして17時54分発の米子行きに乗車。
115系の2輛編成で、かなり混んでいたから米子まで立つ。
次の岸本で、駅メモ的に伯備線完乗。
伯耆大山から山陰本線に入り18時14分、米子に到着。
この列車が折り返し新見行きになるので、再び車内に戻る。
座席を取ってから、改札に行ってみたが18きっぷ等で行列が出来ていた。
なので車内に戻る。
米子駅「米吾」の駅弁は買えなかったから、持参したサンドイッチで晩飯にする。
ビールもないから、ノンアルコール。
18時24分、新見行きが発車。
もう真っ暗で撮り鉄も出来ない。
映画も酒も無いから呑み鉄も出来ない。
車窓も楽しめ無い。
それでも、古めかしい115系のボックス席だから、夜行列車だと思えば悪くもない。
ただ、のんびりと座席に座ってがたがたと揺れる振動や甲高く唸るモーター。
窓から溢れる冷気を楽しめば良い。
江尾で出雲市行き「やくも」と交換。
しかし19時も回って辺りも真っ暗だから撮影はしない。
走り去る「やくも」が「スーパーやくも」だったから、やはり撮りに行けばと後悔した。
根雨や黒坂で大分と降りたから、車内が閑散として来た。
上菅で出雲市行きと交換。
出雲市行きは割りと混んでいた。
次の生山でも列車交換。
出雲市行き「やくも」が通過して行った。
更に次の上石見でも列車交換。
20分も停車する。
生山は10分、上菅は6分だったので、格別の長さだ。
折角なので、駅構内にある旅のノートを見る。
萌えるイラストも多かった。
20時10分、岡山行きの「やくも」が通過して行った。
20時14分、漸く発車する。
新郷を過ぎて、足立でまた列車交換。
出雲市行き国鉄色「やくも」が通過して行った。
次の備中神代でも列車交換。
EF64形電気機関車牽引の貨物列車が伯耆大山へ向け通過して行った。
20時50分、新見に到着。
向かいのホームに20時57分発の岡山行きが停車している。
石蟹のホームがイルミネーションされていた。
方谷で新見行きと交換。
そしてトンネルに次ぐトンネル。
明日はどこで「やくも」を撮るか、色々と考える。
倉敷には22時6分着。
駅前の「東横INN倉敷駅南口」511号室にチェックイン。
結局、今日は一日金を使う事なく過ごした。
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