久しぶりに本格的ハリウッドアクション映画を見ました。
正義が悪を殺しまくっていて、そこには個々の人間の人生などありません。
勧善懲悪、悪は問答無用に殺されるのがハリウッドの王道でした。
それを疑うことなく見てきたわけですが、殺される側にもそれぞれの人生生活があるだろうとなって、人の大量殺人などなくなってきたのが最近の傾向です。
今回は久々に殺し、壊しまくって230億ドルの制作費がかかっているようです。
ゴジラ−1.0製作費の10倍以上でそれでこれ?と思わざるを得ない内容でした。
その他大勢の最後に出てくる悪役が小粒に過ぎて、最初の30分で解決できた内容です。
シルベスタ・スタローンは貫禄十分ですが、さすがにもうアクションは無理という作りになっています。
前作までのオールスターというよりジェイソン・ステイサム主人公の映画になっていました。
彼は好きなので満足感はありましたが寂しさは否めませんでした。
音楽は70年代の曲が中心でこれは楽しめました。
正直続編があってももういいかなという感じでした。
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