軍隊に近いね。
国防を考える会(国防会)
副会長 上野��譲ニさん投稿引用。
客室乗務員は保安要員、その訓練は入社時から始まっている
訓練で赤ちゃんを死なせたと叱責されて泣いた者も知っている
私は昔のANAに関して少し知っているが、採用されて客室乗務員になるための訓練が全寮制で当時は3ヶ月半だった。
訓練センターは羽田空港近くにあるが、寮は横浜の大倉山の駅から山手に歩いていった場所にある。寮から訓練センターまで電車で約1時間半。それは実際に乗務が始まってから通勤圏内の一番遠い場所からを想定してのこと。
寮には食堂も無い。これも乗務するようになれば食事は自分でするのだから、それを想定している。つまり、訓練中は24時間が訓練のようなものだ。
寮では当日の復習翌日の予習をしないと内容についていけないから、3ヶ月半の間に帰りたいと泣いて電話する者も少なくない。
そして、その訓練内容はほぼ9割以上が保安訓練。食事の出し方とか一般に想像されるような内容は非常に少ない。
だから、彼女たちは、ボーイング787に搭載している消火器やエアバスの物など、その全ての構造や作動しない場合の扱い方まで全部を記憶しているし、そうしたことを書いていけばキリがない。
例えば、今回の羽田の事故でも、最後まで機内に残った客室乗務員が何をしていたか、一般の私達には想像もつかないし、それを書いているメディアは今のところ皆無だ。
機内に煙が充満すると、床から15センチより上は視界が悪い。
なので、最後に残った客室乗務員は床に腹ばいになって匍匐前進でペン型の懐中電灯で照らしながら、座席の下などを全部見て回る。
脱出の際のパニックで座席の下などに倒れている子供などが居ないかを最終確認するのだ。
訓練センターの教官は、その訓練の際にわざと見えにくい場所に赤ちゃんを模した人形を置いておく。 訓練生が教官に「全員脱出しました」と報告した時に、その人形を持ってきて「貴女、赤ちゃんを死なせたわよ」と言われて、ショックのあまりにその場で号泣した訓練生のことも私は知っている。
今度、空港で客室乗務員を見掛けたら、その胸元かショルダーバックに入れてあるペン型の懐中電灯は、その時のための物だ。
他にも、スカーフは止血帯や三角巾に使うために巻いている等々、彼女たちは笑顔で乗客の顔を観ているが、その時の耳は異音を聞き逃すまいと鼻は異臭を見逃すまいと、常に意識している。 もちろん、フライト前のブリーフィングで言われる担当は、貴女はR2ね、貴女はL3ね というように、非常扉の場所で決められている。
だから、客室乗務員は保安要員。 ちなみに、今は知らないが、ANAではCAと呼んだが、JALはクルーと呼ぶ。
羽田事故 国交省が交信記録公開
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7698426
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