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2023年12月31日22:56

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令和5年乗り鉄納め飯田線の旅

昨夜戻るかなり遅かったのだが、4時半には目が醒めた。
今日はコミケ2日目だが、参加はしない。
アイヘンさんには「今日も参加しようよ」とかなり誘われたのだが、天気も悪いし衣装もないので、お断りをした経緯がある。
支度をして5時前にチェックアウト。
駅前にセブンイレブンとローソンがあるから、朝食は大丈夫と思っていたのだが、どちらも閉まっていた。
南町田グランベリーパーク発5時8分の準急渋谷行きに乗車する。
こんな時間なのにかなりの人がホームにいた。
恐らく、コミケに行く人もかなりいるのだろう。
見た目だけなら私もコミケ参加者だ。
乗車したら、座席はほぼ埋まっていた。
長津田で5時17分発横浜線八王子行きに乗り換える。
八王子から5時51分発高尾行きに乗り換え。
高尾から6時14分発の松本行きに乗り換える。
15分程待ち時間があるので駅前に出たらセブンイレブンとファミリーマートがあった。
ファミリーマートでパンを購入し朝食を取る。
ベーコンポテトパイとハムチーズクロワッサンで、朝食には充分である。
松本行きは211系の6輛編成。
残念ながらロングシート編成だった。
大月を発車したら、漸く車窓がうっすらと明るくなって来た。
雨は止んでいるが、山々からは靄が立ち上っている。

ガクンと言うショックで目が醒めたら、甲府。
5分程停車して7時49分に発車。
ここで下車して駅弁を買うか、或いは身延線に乗り換えるか悩んだが、そのまま乗車する。
次の竜王では構内にタンク車が多数留置され、入れ替え用の小型のディーゼル機関車が佇んでいた。
甲府盆地を進む。
韮崎の手前で関東三観音の一つ、韮崎の平和観音を眺める。
段々と勾配にかかり高原列車の様相を見せ始める。
日野原を過ぎると、雲の切れ間に青空が見える。
冬枯れの高原を走る、のどかな列車。
南アルプスに虹が掛かっている。
辺り一面に靄が立ち込めている。
車窓が賑やかになって来たと思ったら、小海線との分岐駅である小淵沢に到着。
茅野を過ぎるとまた、雨が落ちて来た。

8時54分、上諏訪着。
次の列車まで30分近くあるから、駅の売店へ行ってみた。
駅弁などはなかったが、構内に「たまごや工房」なる店があった。
オムライスの弁当も旨そうだったが、列車の旅では電子レンジが無いので諦めた。
その代わりにたっぷりとたまごの入った、たまごサンドを購入。
ホームに戻るとE257系の回送列車や特急「あずさ」が停車していた。
次の列車は9時22分発豊橋行き。
フォト
交換列車が遅れている為に発車も3分程遅れた。
岡谷で、甲府方面から来る松本行きと接続の為に10分程停車。
岡谷は売店に人がいなかったし、駅弁もなかった。
岡谷を出ると、みどり湖方面の新線と、辰野方面の旧線とに別れる。
豊橋行きは旧線へと入る。
辰野から飯田線に入る。

伊那市を中心とした、伊那谷
木曽山脈、赤石山脈、伊那山地
広い平野部に、町が発展している。
伊那市を過ぎ宮田で列車交換の為に8分停車。
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折角なので撮り鉄してみる。
待つ事暫し到着した列車は関西本線から都落ちして来た213系だった。
伊那福岡を過ぎると、伊那地方独特の天竜川の河岸段丘や断層崖を横断するように、天竜川の各支流が流れる田切地形へと入る。
高低差があり長大な橋を掛ける事が出来なかった飯田線の前身の一つ、伊那電気鉄道は、数100mほど上流側へ迂回するカーブを描いて傾斜を緩めるコースをとらざるを得なかった。
その為、Ω字のカーブが連続し、勾配を上がりながらの急カーブに、車輪がキィキィと音を鳴らす。
中田切川を渡ると、田切に到着。
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駅前に聖徳寺が見える。
この駅は聖地巡礼の駅として名高い。
1991年(平成3年)に公開された「究極超人あ〜る」のOVAは飯田線を舞台にしており、田切駅も登場している。
その為、公開直後から田切駅を訪れるファンが多数いて、私も1994年に初訪問した。
そう言った経緯から、アニメの舞台やモデルの土地を訪れる「聖地巡礼」初めの地とされ、駅前には「聖地巡礼発祥碑」も建てられている。
山吹の辺りから田切地形から離れ、南信州地域の中心、飯田市と入って行く。
いつの間にか霧も晴れて来ている。
そして飯田に到着。
可愛い娘がいた。
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飯田を出て、昼食を取る。
上諏訪駅の「たまごや工房」で購入した、たまごサンドを頂く。
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飯田で多少なりとも停車してくれていたら、ビールで呑み鉄出来たのだが。
実に残念である。
飯田の町を西へ迂回しながら走る。
伊那八幡で列車交換。
特急「伊那路」が通過して行った。
「伊那路」の遅れの影響で、豊橋行きも3分の延発。
駄科を過ぎると山の中へと入って行く。
トンネルを抜けると車窓左手に天竜川が流れる。
そして12時49分、天竜峡に到着。
この辺りが飯田線の中間地点。
長らく付き合って来た伊那谷と別れを告げる。
天竜川の織り成す渓谷へと入って行く。
トンネルを抜けると車窓右手側に天竜川が流れる。
ここからの区間は秘境駅の宝庫。
天竜川に沿って短いトンネルが続く。
唐笠の手前、天竜川の対岸に廃墟の様な民家が見える。
門島が近づくと発電所が建ち並んでいる。
門島を過ぎると車掌が検札に来た。
ICカード全盛の令和は世ではなかなか検札に来る事も無いので貴重な体験である。
そして秘境駅の代表とも言える田本に到着。
崖にへばり着く様な地形にホームがあるだけの駅で、周りには人家はおろかまともな道すら存在しない。
そんな秘境駅にマニアらしき人が一人、下車した。
温田では土地が拓け南宮大橋が天竜川を渡る。
為栗でまた、雨が降って来た。
平岡ダムを過ぎて平岡。
ここもちょっとした町で、1994年に乗車した際にはまだ発売していた硬券入場券を購入した思い出がある。
トンネルを潜り抜け鶯巣神社の脇を掠めて鶯巣に到着。
眼下にはレトロなトラス橋である天竜川橋が見える。
伊那小沢で岡谷行きが停車していた。
小和田は、93年の皇太子殿下御成婚の時に、お相手が小和田雅子と言うので一躍、訪問者が増えた秘境駅。
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今は静まりかえっている。
大嵐を出ると長いトンネルを抜ける。
これは佐久間ダム建設に伴う路線変更によるもので、佐久間湖で水没する路線を迂回する為に、長大トンネルで水窪へと逃れる新線を建設した。
新線は水窪川に沿って走り、再び長大トンネルで天竜川の佐久間へと戻る。
中部天竜では乗務員交代の為、7分停車する。
3輛編成のあちこちから、鉄が降りて来て思い思いに撮影をしている。
14時17分発車。

中部天竜からは、秘境・渓谷と言う雰囲気は大分と薄まる。
天竜川の支流、大千瀬川に沿って山あいを走る路線である。
出馬を過ぎると、天竜川水系から豊川水系へと抜ける為に、山を越えて行く。
谷間が狭まり、トンネルを抜けて行く。
鬼の顔をした東栄を過ぎ、池場の先で天竜川水系と別れる。
長いトンネルを抜けると豊川水系に入る。
山を下って行くと天気も雲から晴れに変わって行った。
そして三河川合に到着。
三河槙原で天竜峡行きと交換。
またもや213系だった。
三河槙原を出ると車窓左手に宇連川が流れる。
本長篠は、豊橋鉄道田口線との分岐駅だった駅で、鳳来寺山への連絡駅でもあった。
今では単なる田舎の住宅地である。
長篠城を過ぎると「長篠の戦い」の際の逸話で知られる「鳥居強右衛門公 磔死の趾」が見える。
ほどなくして鳥居に到着。
駅名は鳥居強右衛門最後の地に因んだものだが、何の変哲も無い無人駅で案内等も特にはなかった。
三河東郷で岡谷行きと交換。
車輛はまたまた213系であった。
新城では9分程停車。
ただの時間調整の為、交換列車はなく15時42分に発車した。
三河一宮でも3分程停車する。
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その間に本長篠行きと交換。
次が豊川稲荷の門前町、豊川。
名鉄も乗り入れている。
ここから豊橋までは複線になる。
小坂井を過ぎると名鉄が迫って来る。
そして飯田線と合流し豊川を渡る。
16時16分、豊橋に到着。
約7時間の旅であった。
豊橋でも売店をあさってみた。
16時31分発新快速米原行きに乗車。
豊橋を発車して、暫くしたら2023年最後の日の入り。
デブでよろよろの太陽が沈んで行く。
半ばうとうととしており、目が醒めたら岐阜だった。
関ヶ原を越え、米原には18時39分に到着した。
18時47分発の新快速播州赤穂行きに乗り換える。
京都には19時42分着。
地下鉄を乗り継ぎ、20時に蟷螂山に帰宅。
既にフレスコもライフも閉店していたので、年越しそばはイトメンの山芋つなぎそば。
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あと、サーモン、マグロ、ハマチの燻製で一杯呑む。
そして、録画していた30日のレコード大賞のいらない部分を消す。
3分しか残らなかった。
いよいよ、悪夢の様な2023年も、終わりを迎えつつある。
皆様、良いお年を。
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