「奴が嘲笑う」

　…正午まで、アルバイト。

　帰宅後、DVDでﾎ・ｼﾞｮﾝﾎ監督の韓国映画「奴が嘲笑う」を観ました。



　☆「奴が嘲笑う」(2015)監督 ﾎ・ｼﾞｮﾝﾎ 出演 ｲ・ｿﾝｷﾞｭﾝ､ｷﾑ・ｺﾞｳﾝ､ｲﾑ・ｳｫﾆ､ﾁｬﾝ・ﾋｮﾝｿﾝ､ｷﾑ・ﾕﾈ､ﾁｪ・ｼﾞｪｳﾝ

　大手法律事務所のエースとして、100％の確率で裁判に勝訴してきた弁護士ピョン・ホソン。
　薬の副作用をめぐる裁判でも、その巧みな話術で製薬会社を見事勝訴へ導いたところ。
　その手腕を見込んだ製薬会社会長から次なる弁護依頼が入る。それは、女子大生殺害の容疑をかけられた、会長の運転手の弁護だった。
　犯行現場は大量の血痕があるものの遺体が行方不明な上に、被告人を目撃した証人も存在していた。
　この圧倒的に不利な裁判に勝つため、ピョンはある証拠と偽りの証言を用意。しかし裁判の最終日、それまで無実を訴えていた被告人の言葉で事態が一変する、「私が、殺しました……。」


　いやはや、韓国映画のこの手の作品って、じつにサービス精神旺盛で、もう力づくで見せちゃう感じですよねぇ。

　ストーリーとしては、あっちこっちかなり無理を感じるところもあるんですが、押し切っちゃうンですわ。(笑)
　シリアスはシリアスなんだけど、エンタメ重視の演出だから多少のムリはもういいんでしょうネ。

　だから、アッと言う間の２時間でした。日本映画もコレッくらいの勢いが欲しいところ。