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2023年12月17日15:47

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新世界より

居候先様が風呂からあがったのを見計らってとっとと寝る。先輩にはTV段取ってやる。
全然観ない。何故なら後輩が騒ぎまくってる&居候先様に解放されたから…間が悪すぎ。
誰もいないのにさわやか自然百景が流れてる中、記憶がなくなった…寝たんでしょうよ。

3時
貧乏長屋の物音と謎の生物の息吹で目が覚める…2時間半くらい寝たんだろうか…不明。
二度寝を願って布団籠城を続けるが、外は突風が吹いて貧乏な町をガタガタ鳴っている。
家の中では居候先様がいびき…と言えば聞こえはイイが、睡眠時無呼吸紛いの謎の喚き。
そんでもって私自身、室内は冬の気温って感じなのに布団の中では汗だくで快適がない。
居候先様の呼吸が完全に止まったらひっぱたいて意識を現世に引き戻すのが通例である。
しかしこの夜は止まり切らないで訳の分からん野獣の様な呻きだったり寝言未満の発声。
懐かしのラジオババアみたいにチューニング中みたいな音とか、偶に金属音まで発する。
本当この人どーなってんの?睡眠時無呼吸の診察受けても眠れなかったで済ましちゃう…
何とかしないと脳がどんどんぶっ壊れていく。もう大分言語野とかモラルとかおかしい。

そんなこんなで6時までははっきり記憶がある…体は疲れてるのにぜんぜん寝られない。
それまでHDD編集?などしていた。まともな姿勢、拡大鏡、巨大なTVがあれば楽だ。
しかしそんなもんは無いので、何が表示されてるのかメニュー画面を見ても理解できず。
混乱と絶望で嫌になったところでの現実逃避で寝られたんだろう。そんな気がするけど。

7時ぴったりにふと気が付く…。気付いただけ。身体が全然動かせない…居候先様頼む…
7時半。後輩が絶叫を続ける。誰も止めない。誰も来ない。先輩も騒いでる。うそだろ…
8時。居候先様があがってきて後輩のガナリが甘え声に変わった…8時だよ?うそだろ…

そこから猫も、貧乏長屋も、睡眠時無呼吸も鳴らなくなった。すると意識もなくなった。


14:10
ふと気が付いた。世界は静かだった。外は明るい。どれくらい寝ただろう。TV点ける。
リモコンを取り電源ボタン…押せない。押しても点かない?それもあるからややこしい。
リモコン掴むは出来てるんだが、指に力が入らず電源ボタンが押下できずTV点かない…
追いかけられる夢で走っても走っても前に進まない時のもどかしさを現実世界でどうぞ。
そんなんいらんねん。しかし全然点かない…時計がTVでしか確認できないのもどうか。
やっとついた…14:15て書いてあるな。はぁ?14時?飛び起きた!な訳ないやろ。
指どころか全然身体に力が入らんわ…しかし後輩は騒いでない、騒ぐ前に餌を与えたい…
起きたら起きたでクソ寒いな…まるで冬だ…冬だよ。ペラ作業部屋着を着るがまだ寒い。
身体も脳もフラフラだ。後輩は寒い部屋でそうするしかないのか、ベッドで丸まってる。
ごめんなぁ…餌すぐ持ってくるからな…と声をかけると後輩は小さくめああ…と鳴いた。
先輩はどうなってんだろ?まさかケージぶち込まれてて大人しいのか?よぼよぼ降りる。
真っ暗だ…ケージを覗く…誰もいない…と思った途端に先輩の呼び声が。天蓋の中から。
私が後輩の餌皿を置くと出て来て挨拶してきた。ほんまごめん。ていうか、起こしてよ!
「起こしたら後輩の面倒を定時でこなすのが面白くねぇ」て事かも知れない…あるかも。
先輩をもみくちゃに撫でて謝罪し、とっとと用意した残り餌のちゅーるがけを食べさす。
後輩の餌皿を洗いウェットだけチンして寒い部屋の後輩に提供。一旦降りる。しんどい。
あ。踵がまだ痛んでない。痛むまで気配がないから油断はできないが…胸痛も出てない。
ようやく気が付いたものの、だからなんだ。寝坊だ。いやしこたま寝たから治ったのか?
先輩は遊ぼうぜ!と準備してたがどうしてもコーヒー飲んでメールチェックしたいのだ。
淹れて座ると諦めたのか爪先にいつもよりぎゅーっと乗って来た。痛いです。いいけど。


でコレ記入したので一旦投稿する


すぐさま後輩を出してやりに行く。今日はすみませんでした。便所さらいしがてら解放。
餌は8割方食ってあった。しばらくは情緒的に遊んでた。ケージ掃除の邪魔をしながら。
そのうち寝室へ散歩に出かけて、掃除中断しついて回ったが面倒臭いので隔離部屋閉鎖。
先輩はまだ来てないしいいか。で、便所さらいに集中。後輩が邪魔でCMIYCを起動。
だがあんまりはしゃがない…飽きたか?便所さらいを見学する。大人しければよろしい。
終わったので扉を開けてやると先輩がやってきてた。はいどうぞ。ドタバタ…バチボコ…
先輩が階段下へ逃げた。そこまでは知ってる。静かになるな…静かすぎるぞ?確認する。
階段下で先輩がいつもの様に2Fを見上げてて目が合う。いつも通り。あー!異常事態。
後輩が階段の最下段におる!先輩!やめろ!誘い込むな!ついてくるから上がってこい!
先輩は知ってか知らずか無視し続けた…ついに…後輩は自力で1Fへ到達してしまった。
着いたら着いたでテリトリー外なので、どうしたら良いのか判らず逃げ腰でうろたえる…
階段踏み外して轢死させない様に最大限注意して迎えに行く…やさしく抱き上げてやる…
相変わらず階段近くで抱き上げると震えだす後輩…て、あんたここ一番下やで?低いで?
あ、そっか、と言わんばかりにすぐに虚脱していく後輩…まあ何よりです。2Fへ連行。
ひと冒険終えたので、餌か排泄でもないかしら?ケージに入れてみたが絶叫で不満表明。
はいはい失礼致しました…解放するとその足で階段一個降りる…あああ…マジか…きた…
今日がその日だった。こっちの油断もあったが、まさかの先輩が招き込む形になるとは…
先輩は拒絶するんだと思ってた…降りたら降りたでテリトリー侵害で大喧嘩かと思った。
実際はなんて事ぁねぇ。先輩はあけ渡すし後輩のいる1Fに特に何の問題も感じてない。
ただ、こっちの問題だわ。TV裏、玄関、脱衣所、流し台、コンロ、冷蔵庫裏…etc…
対策が考慮されてない。私が考慮しない=誰も何も考えてない故にプレッシャーが高い。
受験前に家出したり、夏休み明けに学校放火するヘタレ学生、みたいな精神状態に陥る。
…むしろ後輩にとって楽しい外出〜!が1Fであるならば、給餌時遊ばせるのは1Fか?
1Fで充分に遊べる様に段取っておけば案外平和なのか?1Fでの躾も徹底的にできる。
そうなのかもしれないが…今はヘタレ学生気分の脳味噌なので何にもする気がおきない。
トー横グリ下で遊んで暮らしたい。バカか!目を覚ませアホんだらぁ!私は目が覚めた!
そろそろ正式に奴隷商人が起業して狩り始めるんじゃないか。なりたくて来るんだよな?
デゼニーはあんま好かんが、ピノキオだけはいいんじゃない?まさにコレを暗示してる。
お前らの価値なんざロバがせいぜいなんだよ。狩られて目的意識強制された方がいいよ。
自由にやってるつもりだろうが、とっくに飼い慣らされた結果がソレだからな。考えろ。
と、これくらい脳味噌が今は中二レベルなのだ。個人的には中二の頃が一番冴えてたが…
現実逃避はほどほどに、後輩はもう1Fに夢中だ…放置するとすぐ階段下へ旅立ってく。
一回、好きなだけ探索させてみよう。って、しまった寝坊したからまだ床掃除してない…
階段下を満遍なく嗅いで回る。何故か先輩は2Fへ行く。そんな行動でついてかないよ…
いよいよ1F本丸へ侵入…先ずは…先輩に総スカンのアルミ洗面器に入る…寒かろうに…
そんな事より好奇心が上回ってる後輩は冷たさなんか構わず洗面器から辺りを嗅ぎ回る。
360°嗅ぎ終え、ゆっくりと玄関方面へ…あんまりだったらすかさず叱りつける準備…
ところがあんまり興味はないらしい…ポット下…室内干しのハンガラック下…興味なし。
先輩はそのあたり諦めさせるのに滅茶苦茶苦労したんだがなぁ…これから弄り倒すのか?
もはや先輩が入れなくなったちぐら状のボロボロの爪とぎ…首は突っ込む。だが入らん。
そこまで来たら、何故か急に戻り始める…もう2Fへ退散する気になったのか?違った。
帰り道を忘れない様に復習した、みたいなところか。また1Fの探索を再開させる後輩。
爪とぎまで来る。台所周辺は何故かスルーする…ホットカーペット天蓋を嗅ぐ。そうだ。
後輩もココが気に入れば2匹同時に猫子守できるじゃないか!どうぞ!お入りください…
誘い込むと嫌がらずに入って行った…居候先様の足が乗ってるあたりを入念に調査した。
すると!なんと間の悪い、いや、タイミングを逃さない猫なんだ!先輩が襲撃しに来る。
折角ここで飼い慣らそうと目論んでたのに台無しにされる…軽く食卓下でドタバタする…
あー。もー。終了だ。後輩はまだ慣れない1Fで立ち回り方がわからずただ立ち尽くす。
簡単に確保。2Fへ連行。餌、食い切ってよ!暖房の効いた隔離部屋へ連行し幽閉する。
何か知らんが先輩もついてくる。そんなん気にしない勢いで餌に貪りつく後輩。つええ。
先輩がでけえ図体で洗面器に乗った。洗面器UFO営業開始。久しぶりに乗物係になる。
先輩の頭が向いてる方へ…って結局餌食ってる後輩かよ!なるべくゆっくり移動してく…
後輩は気が付いて一瞥投げるも気にしない。今餌食ってるから放っといて!と言ってた。
あれ?その後の事が思い出せないぞ…なんかしてたんだけど一切わからん。おてあげだ。

その後というか途中でだったか先輩が勝手にしょうべんたれた。上出来だ!おやつやる。

夕方になった。19時給餌を控えめにしよう。何故なら私が寝坊して1時間半遅れたし。


一旦投稿する


19時給餌
支度してると下の子が現れる。何やねん。昼来いや。そしたら寝坊しなかっただろうに。
しかし先輩も出て来て腹減った歌を歌い始めたので、後輩の餌を計量し下の子に任せる。
その間に先輩の古い餌を捨て皿を洗いウェットを新調してやる…と、どっか行く天邪鬼。
まあええわ。ドライの皿も洗って新調してやり、さっき与えたおやつの残りを混ぜ込む。
すると、その気配を察知した先輩が舞い戻って速攻餌台に乗って、カリカリ食い始めた。
現金な奴め…というか、見てないのにおやつが混入された気配をどうやって察知するの?
手数の音でだろうか?ニオイが2Fまで届いてるんだろうか?雑にワンチャン狙ったか?
食ってる先輩を置いて隔離部屋へ。アホな下の子はエアコンも点けずに後輩と遊んでた。
おやつ皿を回収、洗ってドライのみ10g提供する。まあ遊んでるので見向きもしない。
はー。やっと一息つける…と思ったら下の子が居候先様から米を炊けと言われ私が炊く…
折角盛り上がって後輩と遊んでる最中に引き継いだりすると盛り下がったりするからな!
まあ米を炊くくらいなんてことはねぇ。後輩由来の生傷で黄色ブドウ球菌は混入するが。
下の子と後輩はひたすらドタバタ遊んでいる…仲間に加われない先輩は何度も餌を食う…


一旦投稿する。


上の子が来て下の子と猫写真発表会になり、私も調子に乗って見せたら、急に怒られた…
「なんでかわいいヤツ送って来ないねん!」ですって…はいはい。送ります…編集面倒…
なんでフリメはここまでサイズ縮めないと送れないんだ…一枚ずつ送り付けてやったわ。
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