情報戦に勝つには

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
（２０２３年１２月１５日号）
＊情報戦で勝つには
　大紀元の動画で「情報戦に勝つには？」というテーマでインタビューに答えた。10月7日のハマスの攻撃をなぜイスラエルの情報機関が察知できなかったのか？は日本のマスコミでも取り沙汰されたが、モサドは対外情報機関であり、ガザを含むパレスチナ自治区はイスラエルの国内であるから、モサドの管轄外だったのが真相である。
　中国は台湾の国軍や情報機関にも情報工作員を送り込んでおり、中国軍が台湾に侵攻しても台湾軍が防衛できないように情報工作を展開している。北朝鮮も韓国に対して同様の情報工作を仕掛けている。
　日本にはスパイ防止法がないため、中朝露は情報工作をし放題であり、政界、官界、マスコミ、経済界、自衛隊に至るまで、台湾や韓国以上に深く静かに浸食されている。
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　軍事ジャーナリスト鍛冶俊樹（かじとしき）
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