当たり前じゃねぇからな！

先住猫優先が履行できているだろうか？自問しつつある程度過剰に先輩を構おうと思う。
昨夜も居候先様が後輩の給餌に掛かりっきりでイイと思って行動してるので先輩を構う。
後輩の餌の準備中にさわやか自然百景を観せてやるだけではあるが。抱いて連れて行く。
当たり前ヅラで大声で吠えまくる後輩をまず黙らせたい。先輩は勝手に私の腕を降りる。
後輩を摘出。月曜ブギウギＯＰを観せる。月曜版だけにあるパートを何故か夢中で観る。
で…大人しくなって頂きたかったんだが、終わったら騒ぎ出して元の木阿弥。黙れ小僧。
先輩はずっとこたつ横で大人しくＴＶに集中していたのでさわやか自然百景を再生する。
しかしさわやか自然百景なんてどーでもいーんじゃあ！という後輩が発狂して結局邪魔。
だめだこりゃ。隔離部屋に戻そうとしたところ漸く居候先様が餌持って階段昇ってくる。
お任せします。私は先輩の元へ。今日もアタリ回でＴＶに飛びつくのを捕獲、抱きこむ。
ああ…重い。糞詰まり対策に乳酸菌ちゅーる与える様になってからずっしり重くなった…
それでもまだ野良猫か！ってくらいに見た目はやせ型なままではあるが…腕が痛くなる。
それでも先住猫優先じゃ！先輩が降りたがらない限り抱いたままで観せてやりたい願望。
先輩は機嫌よく眺めておられた。やっぱりＥＤが流れ出すともおええわって嫌がりだす。
番組１本の時間、ＥＤ曲、朝番組故の時間表示、これらいずれかを認識してるんだろう。
もうこうなったらＴＶに飛びつく事も無いので解放してやりたいが寝かしつけなあかん。
隔離部屋の居候先様を呼び出し首輪外してもらいつつ挨拶させる。後輩は遊びと勘違い。
寝室を気ままに走り回ってるが足元やって来た瞬間に先輩に挨拶させる。手が出て終了…
先輩をケージへ連行する。観念してるのか眠いだけなのか、こうなると自ら入って寝る。
聞き分けが良くなって助かる。ありがとう先輩。図鑑埋めにロキ作って光玉買って寝る。

居候先様が隔離部屋から１時に出てくる。そこで意識が戻ると…寒くて寝られなくなる…
風向きで小雨が変な方向に降ってていつも鳴らないトタンが鳴り出す。益々目が覚める。
覚めれば覚める程、寒くて目が覚める。小銭が残ってる内にどうにかしないと死ねるな…
屋根の下のルンペンとしてはいかに暖をとって寝るかは基本中の基本だろう。暖取優先。
結局何時頃寝付いたのかわからない…３時くらいまでは眠れずもんもんとしていた様な…


朝
起きる気はないのに目が覚める。閉めときゃいいだけの隔離部屋は解放され後輩の足音…
先輩のおもちゃ箱が優先し、私は無視されていて安心しながらも警戒してると目が合う…
しまった…リトルグレイがじわじわ近付いてくる…が、寸前でフリースに寄り道しだす。
助かった〜と思ったら、じわーっと居候先様が現れる。あんたやっぱ泳がせてるんだろ？
今日の後輩は私に興味なしだな！と思った矢先、顔面近くの腕に取りつかれて食われる…
ああやっぱり…取って投げる。戻ってきてまた食われる。また投げる。居候先様が捕獲。
居候先様の腕にもガブガブ食いついているがドテラでガード。分厚いの着てんのズルい。
これで済んだと思ったらまた後輩解放されるやいなや戻ってきて私の腕に食ってかかる。
そうだ。腕が出てるから狙われるんだ…顔は噛まれないし両腕布団にしまい込んでみた。
ほほうそうきたか、とじわじわ顔面に近づく後輩…ガッ！と突撃して下顎に牙を刺した…
あんた顔面は噛まない設定のキャラじゃなかったんかい！油断した。ナメられたもんだ…
もーいい加減起きた。寝てたいが寝てられん。給餌時間も終了し後輩はケージで見てる…
ばーか。ばーか。餌食え。ばーか。降りる。ぷんすか。先輩はしょうべん無視で天蓋だ…
居候先様にしょうべん促さなあかんでと伝えるが、むおーと答えただけで何にもしない。

居候先様御出勤後、１０時のおやつで後輩餌皿回収、全然食ってなくてなんじゃこりゃ！
飽きられてるのか調子悪いのか分かり兼ねる…取敢えず眠そうな顔だったがおやつ提供。
しかし餌台に降りようとしないので、抱いて降ろす…この時は噛まない。すると食った。
なんかだんだん手間のかかる猫感を醸して来やがったな…ラクなのがあんたの取柄だろ。
そして先輩ですよ。天蓋をめくり起きてもらう。都合よく出てきたところをケージ誘導。
閉じ込めて、敢えてにこちん摂取して放置演出すると遠くを見詰め打ちひしがれる先輩…
案外呆気なく便所にスタンバイ、静かにしょうべんたれた。上出来だ。先輩はタワーへ。
褒めてやると、だろ？って顔をしてきやがった先輩…遅いし回数少なすぎなんだけどな。
２４時間以内縛りはこれで一応クリアだろう…今日はゆっくり過ごせると思うとラクだ…


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１３時給餌
０時半から先輩の餌をおいしくする。つまり朝から食ってねぇ。タワーから見ているが…
出汁とちゅーるがかかり餌台へ置くと、天邪鬼がホットカーペットに乗ってマーと言う。
ここへ持って来い！と訳せるだろう…てめえ…持って来てやんよ…珍しく結構食ってた。
次は後輩。用意はするけど置いといて後輩をまず遊ばせる。便所さらい…汚れ砂を回収。
ＣＭＩＹＣを起動。なんだか体が重そうだ…大丈夫かいな…じきに寝室へ出ていき探索。
先輩も大好物だが後輩までとんがりコーンの箱のべろべろ帯が大好物で勝手に遊んでる。
何がそんなに面白いのか全然わからないんだがマタタビ並に猫が大好きなのは明らかだ。
仕方がないのでＣＭＩＹＣの電源を切りとんがりコーンのびろびろを拾って振ってやる。
弱いと思われた後ろ足２本で立ち上がってまでびろびろを追いかけて夢中で食らいつく…
しかし１０分くらいで飽きられた。見向きもしなくなった。合計３０分くらい遊んだか…
餌持って来よう。一旦ケージに入れて降りる。餌チンしてる間２Ｆから絶叫…うるせえ。
与えると…食わない。さっきの餌も半分位残しやがって遊べば体　重そうにしやがって！
餌なんか眼中ないとハッキリ表明してるので時間内遊ばせてやる。こっちはやる気なし。
ＣＭＩＹＣをしまってラジコン出してぎゃんぎゃん暴走させる。電波途切れる…ありゃ？
携帯なんて持ってきてない。あー。後輩の陰になると止まるんだ…あと秤の陰も止まる。
後輩…コレで操作してるんでしょ？でも、なんで動くの？と私に手を添えて目で訴える…
先輩は根源を辿る猫であるが、後輩は人間の工程を探る猫だ…分かる訳ゃねぇ！に迫る…
クソプロポがカチカチいうから興味をひくのもわかるんだが、なんかそれだけじゃない…
１４時になりました。終わります。餌食いなさい。あ。体重。取り出して計りまた幽閉。


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１５：３０
おやつをどうしようかとさっきの餌皿を見に行く…全然食ってねぇにも程がある位断食。
まいった…おやつ食わせてる場合じゃねぇ…あんたそれちゃんと食ってよ！と言い放置。

１８時
頼むよー。食っててよー。…全然食ってねぇ…さっき見たまんま、後輩は寝てました顔。
これはどうした事か。変な配合の餌に飽きてるか？１９時給餌は何か変えてみなくては…


１９時給餌
１８時半前には先輩の餌を新調。そもそも今日は良く食ってくれた。無駄がなく助かる。
後輩の餌の準備をしようと思ったら…タワー頂上から撫でて〜撫でて〜と何度もせがむ…
人間に換算するとええ歳のおっさんらしいが、こんだけ甘えるおっさん居ったらきもい。
そんでもって準備の邪魔をワザとしてる雰囲気。取り掛かろうとすると呼び止められる。
でもまあ先住猫優先をポリシーにその都度アホ程撫でまくってやる。溶ける程揉み解す。
掻い潜って準備も済ませた。ウェットとドライ分けて与えてみる変化を試みるがどうか。


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後輩を出す前に床に配置、後輩解放。通り道にある餌皿に首を突っ込む…行けるか…っ？
ドライだけの皿に興味を持って口にするが、いつも必ずふやかしてるので違和感を表明。
じゃあウェット！ウェット食ってくれ！と並べ替えるも嗅いで無視、すんと通り過ぎる…
あーあ。どーしよ。朝からろくに食ってねぇよ…あんまり遊ばせてもアカンかもしらん…
後輩の好きに遊ばせて、ただただ後を付き纏うデカい猿のストーカーに徹してうろうろ。
これも結構つらいのよ。最初はパトロールのお勤めがあるので自由行動万歳だが飽きる。
飽きてからがしんどい。暇や！何かせい！と、やからにからまれる。生傷が増えていく…
どたばた興奮させない様になんかしてる感を醸さねば…洗面器…いかがですか？ドゴォ！
ナメとんのかワレ！と弾き飛ばされる。ひいいい…で、ではここにピンポン玉を入れて…
サーカスのカゴのバイクみたいにこーおーおーっと中でくるくる回転させる。なにそれ！
食いついた…フフフ…調子に乗ってこーおーおーって回してたら先輩がすっ飛んできた。
まさかの展開。後輩が居るのも目に入ってないらしく初めて先輩でたじろぐ後輩を見た。
どういうつもりでだかはわからないが、後輩が跳び上がり前足で洗面器をどーん！バゴ！
滅茶苦茶覗き込んでいた先輩は、もんどりうってびっくりして隔離部屋に逃げて行った…
ほんまにどういうつもりでなん？その後何回回しても後輩がどん！バゴ！と叩きつける…
私もアタマに来て後輩がどん！してもふんぬっ！と耐えぬき１．４ｋｇをくるくる回す…
それはあんまり後輩は面白くないらしく、自ら降りて仕切り直す…先輩は遠くで見てる…
あまりにも耐え抜いたので、後輩は、おもしろくねぇ！と隔離部屋に走って逃げてった。
だったら、こーおー洗面器をあなたに…こーおーおーと先輩に近づいていくが完全無視。
あーそーですか。だったらいいです。なんか楽しくなってきたし。ひとりでやっとこー。
こーおーおーおーおーおーおーおーおーおーおーおーおー…うるっさいんじゃボケ猿っ！
油断してるところを後輩から猛烈にどーんっ！！を食らい洗面器を床に打ち付けカーン！
ちきしょう…だったらこうしてくれる！と、慣らし中ベッドの中敷きを洗面器下に置く。
後輩が状況をみる。これ、コーン！てならんやん？と中敷きを退かそうとするが、却下。
一回だけどーん！と来たが、ふんわっとなって後輩は意気消沈でどっか行ってしまった。
もう誰も構ってくれない…洗面器をひっくり返し丁半賭博みたいにピンポン玉を入れる。
先輩はコレが大好物だ。音の遊び全般好きだ。洗面器を揺するとカラコロいって堪らん。
と、後輩も戻ってきて洗面器の中の音に集中…良くない事に先輩の真正面で対峙してる。
しかしお互い洗面器に夢中な猫共はその位置関係性に気が付いてない。なんか嫌な感じ。
取敢えず、洗面器裏のパッキンを後輩がほじくり出すのが嫌なので、中敷きを被せ防御。
後輩は猛烈に身を屈めて狩りの体勢に入ってる。…あ？と先輩が向かいの後輩に気付く。
流石先輩、このバカ猫絶対突撃してくるやん？ぶつかるやん？あらかじめ避けとくねん。
２歩下がった。しかし背後にタワーを背負っていたのでそれが限界。直後やっぱり突撃！
後輩が洗面器に飛び掛かった！勢いで中敷きに乗った！洗面器が床で滑って先輩方面へ！
中敷きボードで洗面器サーフィンしてるコテツって感じの映像…後輩はうまく乗ってる…
先輩は立ち上がったが避けきれない。どがーん！のけ反って倒れる先輩。吹き飛ぶ後輩。
後輩の所為でかるく事故が起きた…こんなにズサーッ！と滑っていくとは思わなかった…
滑走距離はせいぜい６０〜７０ｃｍ程度だったが、衝突まで乗ってる後輩やっぱすげえ。
ゴープロがあればなー！視点カメラで撮れてたら世界中に売れた。取敢えず私は大笑い。
ガサツとビビリっていいコンビだなぁ。先輩はストレス溜まって仕方ないんだろうけど。
それはいいんだけどさ、餌食えよ。餌食い問題を急に思い出す飼育者。ケージに入れる。
と、便所を弄りだした。ごんブッといＵ字型の一本グソだった…あんた今日何を食った？
うんこ溜まりすぎて食いたくても食えなかったとか、そんなオチなんすか？で、超臭ぇ！
先輩が喚きながら逃げ出していった程には臭かった。早く片付けろと言ってくる…はい…
たぶん今までに見た後輩のうんこで最大級だった。先輩と張り合えるレベルに到達した。
みんなどんどん大人になっていく…置いて行かないでくれ。何であれうんこ回収し流す。
戻ってきてもがっきーん！と隔離部屋が猛烈にうんこ臭ぇ！すげえ！あ！餌食ってるぞ！
なんでこんなに臭いのに食ってられるんだ！ってそういう事じゃなくて、え？ドライを？
猫牛乳や餌汁でふやけてないドライを与えたのは初めてだったのに、全部食い切ったわ…
さっき一粒咥えて、ぶっ！て出してたのに…食ってみたらウマかったって事？まええわ。
ウェットは…全然食ってねぇ！？ウェットが嫌で食ってなかったんか？今日一日？急に？
なんで突然こんなに食性が変わっちまったんだ…訳が分からないが、ドライは食うのな。
そんな訳でおかわりを同量与えてみるが…今度はウェットの口ですってよ！ふざけんな！
居候先様が帰ってきたのでおにぎりを食う。海苔は高いんですってよ！刻み過ぎて紐だ…
イオンのゲロマズそばの何十倍もマシです。いろはに千鳥もそこそこに先輩と遊びだす。
私じゃなくて居候先様が。私はコレをタイプしてる…猛烈に遊び過ぎて家が揺れている…


私はもう眠りたい
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