第６２５３話　　高跳び硬貨

５回目のワクチン接種してきました。
４回目までと違う会場なんですけど、注射を打った人が上手だったみたいで、
全然チクリともせずに注射が終わっておりました。
それに関係しているのか、今そんなに腕に張りを感じておりません。
熱も微熱までとは言えない高めの体温。
前回と同じ感じですね、そうなればいいけども、明日一日布団の中でじっとしていればひどい目には合わないと思います。
頼む！雪よ降り積もらないでくれ！
こういう時は早めに寝たほうがいいかな？

どうも、ともんじょです。

明日は忠臣蔵の討ち入りの日です。
だから忠臣蔵に関係するものを見たり読んだりしようと思ったんだけど。
映画がない、調べると、８０年代以降に映画公開された忠臣蔵作品は実は全部見ていることが判明しました。
そもそも長い話だから映画はそんなにないんですね。
で、小説を読もうと思ったら本屋に全然ねえでやんの。
あれか河出文庫の古典コレクションに仮名手本忠臣蔵の現代語訳バージョンが出たばかりだったんですが、仮名手本の方は名前が変えられていたり、かなりの脚色があるから距離を置いたんですよ、そっちにすればよかったかぁ。
で、過去に読んだ忠臣蔵に関する小説を一冊読みました。
「震える岩　霊験お初捕物控」
これは直接忠臣蔵ってわけじゃなくて、元禄の世から１００年ほどたった江戸の話。
子供が誘拐されて殺害されることを発端に起きる怪事件を、
不思議な力を持つお初っていう娘と、駆け出しの同心の右京乃介が事件を追うっていう話なんです。
子供が犠牲になった事件と時を同じくして浅野内匠頭が切腹した屋敷においてある大きな岩が震えだすっていう怪異も起こってしまい。
１００年前に起きた討ち入りと何か関係があるのではないかと二人は疑い始めるんです。
でね、俗説では吉良側が悪くて、赤穂側はいいものっていう印象がありますが、
この話では、もしかしたら浅野内匠頭に原因があるんじゃないかっていう目線で話が進むんです。
浅野内匠頭は切れやすくてかんしゃくを起こすと刀を振り回す癖があるっていう説をとっているんです。
だから違う角度で忠臣蔵を見られる話になっています。
ホラーミステリーとしても結構面白くできていますよ。
明日はどうしようか？
決算忠臣蔵がプライムビデオの中にあるから、それを見ますか？
要検討。
日本人が忘れつつあるなら、ボクは忘れないようにあえて見るようにしますよ。
１２月はクリスマスだけじゃないんです。
日米開戦と討ち入りっていう結構大事な日もあるんですからね。