「一挙に2人脱退」で、バンド成り立つかね。

KANA-BOON、小泉貴裕＆古賀隼斗が脱退　バンドは年内の活動を休止、小泉の女性トラブル報道は「概ね事実」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7670315
ロックバンド・KANA-BOONが、「小泉貴裕（Dr）と古賀隼斗（Gt）（共に結成当初からのメンバー）の2人がバンドを脱退すると公式サイトを通じて発表した」ですか。KANA-BOONとしては、「年内の活動の一切を休止させていただきます」とアナウンスしていますが、ギターとドラムの主要メンバー2人が一気にスキャンダル絡みで活動を停止、バンド、更には所属事務所を離れるとなると、まさに“異常事態”であり、今後のバンドの活動が成り立つ見通しが立つとは考えにくいのでは、と思います。
その一人、小泉貴裕をめぐって「20代アイドルと妊娠・中絶トラブルになっている」と一部週刊誌で報じられ、事務所のアナウンス曰く「小泉貴裕より、報道内容が概ね事実であるとの報告がございました。また、報告と併せて、自身の考えの甘さを深く反省していることに加え、バンド脱退の意思が伝えられました」だそうで、古賀隼斗については「かねてより本人からプライベートにおける素行不良の報告があり、事実確認のうえ本人との面談を行い、問題解決に向けての話し合いと対応を行ってまいりました」が、「KANA-BOONとしてこれ以上の活動は困難であると判断し、ヒップランドミュージックコーポレーションは古賀隼斗との契約を解除することといたしました。併せて、本人からのバンド脱退の申し入れがあり、KANA-BOONを脱退することもご報告いたします」で、残るメンバーがバンドの中心人物たる谷口鮪（Vo・Gt）と、サポートメンバーから近年加入した遠藤昌巳（Ba）の2人となる、ということのようです。
KANA-BOONと言えば、2010年代の中後期を中心に活躍、テレビのアニメ番組のテーマ曲など多くの作品を発表し、谷口鮪のどこか飄々としたキャラクターでも知られるバンドですが、先代のベーシストである飯田祐馬（めしだゆうま）が一時消息を経ち、発見されると活動休止の後に脱退するという出来事があり、その翌年には谷口鮪も心身の不調を理由に一時活動を休止（休養）しており、どこか不安定な状況を抱えたまま、という感じがありました。
最近は、また再び活発な活動をしていたようですが、結成メンバーだった2人の脱退であり、これまでのバンドの出来事の推移を考えると、今後の活動の見込みをどう考えるか、厳しくなった感じをもちますが……。