僕も当事者になる網膜色素変性症の患者2人へのIPS細胞移植の臨床実験が2年を経過し、拒絶反応もがん化もなかったとNHKのラジオニュースで聞いた。
症状は安定し、わずかに光を感じる可能性が見られたとか。
まだまだ遠い話…
僕自身、もうあきらめて、見えないなりに突っ走っているのに、わざわざ可能性のまだ遠い話のために足を止められて腹が立ったような気分なのか、
一方で全く施しようのなかった病気だったのが、少しずつでも可能性が見えて来たことに救われた気分になったのか、
少しばかり涙がこぼれた。
その数分後、同じNHKの番組で坂本九の「涙くんさよなら」が流れた。
涙を流させておいてからに!!どないやねん!!
涙くん、こんにちは、さようなら… でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する