…正午まで、アルバイト。
帰宅後、DVDでジェームズ・ヴァンダービルト監督のアメリカ・オーストラリア合作映画「ニュースの真相」を観ました。
その後、自由が丘のTSUTAYAへ行く。
好井裕明の映画エッセイ「ゴジラ・モスラ・原水爆 〜特撮映画の社会学〜」を読み終わりました。
☆「ニュースの真相」(2016)監督 ジェームズ・ヴァンダービルト 出演 ケイト・ブランシェット、トファー・グレイス、ロバート・レッドフォード、エリザベス・モス、ブルース・グリーンウッド、ステイシー・キーチ、デニス・クエイド
ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた2004年。
アメリカ・CBSニュースのベテランプロデューサー、メアリー・メイブスは、伝説的ジャーナリスト、ダン・ラザーがアンカーマンを務める番組で、ブッシュの軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送し、センセーションを巻き起こした。
だが、「新証拠」を保守派のブロガーが「偽造」と断じたことから、CBSは激しい避難を浴びる。同業他社の批判報道もとどまるところを知らず、ついに上層部は事態の収束を図り、内部調査委員会の設置を決定。
そのメンバーにはブッシュに近い有力者も含まれている。肝心の軍歴問題は取材打ち切りとなり、もはや疑惑は存在しないも同然だった。
メアリー、ダン、そして取材チームは会社から切り捨てられるのか?
出来レースのような委員会との闘いを前に、メアリーは勇気を奮い起こす。圧力に屈することなく、真実を伝えることを使命とするジャーナリストとしての矜持と信念を示すために……。
メアリー・メイブスの回顧録「大統領の疑惑」を映画化した社会派ドラマであります!
邦題はなんとなくどっかのバラエティ番組のタイトルみたいですが、原題は “ TRUTH ”で「真実」。
この作品を見てみて思ったんですけど、“ ジャーナリズム ” と一口で言っても、現代のそれは本当に複雑怪奇なものになっているんだなぁ、とつくづく思ってしまいました。
特にアメリカあたりでは、政界や経済界、テレビ局などの放送業界などの諸事情がからみあって、もうワケわかんなくなってんじゃないかね。(笑)
…で、映画なんですけど。ケイト・ブランシェットもロバート・レッドフォードらが芝居でグイグイ押してきて見せてはくれますが、もひとつストーリーの展開が分かりにくい。
それにしても、強靭でアタマのいい女を演じさせたら、ケイト・ブランシェットの横に出る者はおりませんな!(笑)
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