テレビヒーロー雑誌の二大巨頭「てれびくん」と「テレビマガジン」が毎月発売されなくなって久しいですが、ついに今度のテレマガは1・2・3月号と3ヶ月まとめての発刊となってしまいました。紙の雑誌の売れ行き不振に加えて、ネットが発達したことで、新ヒーロー最速スクープ!みたいなこともできなくなりましたものね。かくいう私も、紙ではもう何年も買ってないんですよね…
・仮面ライダーガッチャード 第12話
前回のマルガムだった、裏切り者の女の子、あっという間に消されちゃいましたね…。かなりかわいかったからレギュラーになって欲しかったんですが(^_^。
そしてサビーが三姉妹のせいで黒いライダー・ドレッドになってしまいました。サビーくんのケミーの知識は抜群だから、そこを狙われたんですね。うまくライドカードを使いこなしてガッチャードだけでなくスパナもボッコボコにしちゃいました。特にスパナがカッコ悪かったですね〜。
サビー君を守りたいという気持ちにユーフォーエックスが答えて、新たな武器をガッチャードに与えたりもしましたが、一方的にやられ続けた宝太郎にもう体力はなく、なんとか逃げるだけでしたね。
しかしボッコボコにされたスパナが偉そうに宝太郎たちに説教してましたが、それこそ笑えないジョークですよ。刀振り回すだけでやっとだったのに。ただ、他のメンバーが弱いのは確かですよね。ベンチ壊して攻撃か、地面壊して攻撃しかできないんですものね。まぁ攻撃の術とかあまり知らないのかもしれませんが、先生も含めてあまりに弱すぎですね。
とはいえ、仮面ライダーにあそこまで顔面殴られて死なないどころか意識を保ち続けた宝太郎ってライダー史上でも有数のタフさですよね。変身してない生身の姿でボコボコ殴られるというのもあまり見ない光景ですが、それでも平気なんてすごいですね〜。スパナも見習えって話ですよね。
・キングオージャー 第38話
最近の子どもたちの好みは分かりませんが、今回の話って韓国のアイドルオーディションのパクリですよね。子どもたちにもそのオーディション番組は人気なのでしょうか。人気なら楽しんで見てもらえたかなと思うので、良かったです。
ただ、私には「韓国のアイドルオーディション番組風にして、不動のリタが歌って踊ったら面白いんじゃない?みんなそういうの好きなんでしょ?」と大きなお友達向けに、こういうの見せておけばいい、製作者もこういうお遊び回を作りたかったというノリを感じたことが非常に引っかかりました。
ヒメノのお見合い回がふざけた内容だったけれどよかったのは、ヒメノが国民やセバスを思う気持ちが根底にあって、それが垣間見られたからだと思うんですよね。今回はリタがアイドルオーディションに参加することで、五道化を内部から探るということが目的だったのに、周囲が勘違いしちゃう…というところが面白要素だと思うんですが、モルフォーニャまで勘違いのままで、ただ周りがかき回して、リタが歌って踊っただけになった印象なんですよね。
もうロボ戦が4回出てないそうです。さらに今回はリタしか変身して戦っていません。戦隊らしさという部分をうるさく語りたくないですが、ヒーロー番組としての見せ場を削ってまで韓国の番組のパクリをする意味があったのかなと思うんですよね。はっきり言って残念です。
あともう一つ、これは超個人的なことですが、年明けにキングオージャーのキャラソンアルバムが出るそうで、それはとってもうれしいんですが、リタのキャラソンは今回歌われたもっふんのうたのアイドルバージョンなんだそうです。せっかくリタが歌うんだから、オリジナル曲を作って欲しかったですね。もっふんのうたはボーナストラックでいいじゃないですか。つかさ先輩のキャラソンがじゃがとんのうただった時並みのがっかりです。リタにもつかさ先輩にもかっこいい歌を歌って欲しかったです。
良かったなと思った点はリタがモルフォーニャの前では口元を見せるようになったことと、ミノンガンの中にあいつがいるのか?!という部分が感じられたことですね。そういえばあいつ、ずっと出てないですよね。あ、久々にコガネちゃんが登場もうれしかったです(^_^。
ネットでバズることが最優先で、子どもたちに向けて作られているのか疑問に思いました。だったら深夜特撮にすればいいんじゃないかなと思ってしまいます。
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