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2023年11月25日22:27

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「顔じゃないよ」との声が聴こえてきそうな、霧島の「大関相撲」。

■熱海富士、大関・霧島との直接対決に敗れ3敗目 史上最速Vへ黄信号 千秋楽で逆転V狙う【大相撲九州場所】
(TBS NEWS DIG - 11月25日 17:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7650423
大相撲十一月場所十四日目、二敗で賜杯レースに残った大関霧島と西前頭八枚目熱海富士の直接対戦となった結びの一番は霧島が寄り切りで熱海富士を退け、優勝に一歩近づく展開となりました。
この一番、一度熱海富士が突っ掛けて二度目の立ち合いで熱海富士が右を差すも、右をのぞかせた霧島が押っ付けから巻き替え、両差しから黒房下に押し込み、寄り切りで勝負あり。打ち出し後に組まれた明日の千秋楽は霧島が大関貴景勝、熱海富士は今日湘南乃海を突き落としに仕留めて白星を二桁に乗せた関脇琴ノ若との対戦が組まれ、霧島が勝つか熱海富士が敗れれば霧島が二度目の優勝、熱海富士が琴ノ若に勝ち、霧島が貴景勝に敗れれば決定戦(12勝3敗同士)となります。
それにしても、霧島が熱海富士にほぼ何もさせず、大関としての貫禄と矜持を示した一番となったと言えますね。熱海富士は立ち合いで一度突っ掛けましたが、これが“墓穴を掘る”こととなったとする見方もあるようで、スポニチに評論の連載を持つ玉ノ井親方(元大関栃東)は熱海富士が突っ掛け、不成立になった最初の立ち合いを「ポイント」とし、「熱海富士は勢いをつけて当たろうと気がせいたのかもしれない。あれでリズムを崩した感じになった。1度“待った”になると、どうしても集中力が途切れる。特に熱海富士は経験が浅い。次は立ち合いを合わせなければと、意識してしまったのだろう」とし、その上で「熱海富士は最初の立ち合いが不成立になったことで、突き放していくことができなくなったのではないか。経験の浅さは怖いのも知らずの勢いにつながることもあるが、大一番の重圧で体が硬くなってしまったようだ」と、その敗因の一つとしていますが、やはり霧島の冷静さは際立っていた印象があり、幕内力士として3場所目の熱海富士に対し、どこか、「顔じゃないよ」と言いたそうな感じにも見えました。
それにしても、三月場所で初優勝、五月場所後に大関に昇進した霧馬山は、昇進を機に師匠(陸奥親方:元大関(先代)霧島)の四股名を受け継ぎ、「大関霧島」となりましたが、新大関の場所でいきなり「右肋骨骨挫傷で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を添えて休場、その場所を勝ち越せずに九月場所を角番で迎えることとなり、九月場所は何とか面目を保ち、今場所は今日まで二敗で優勝に近付く活躍となった霧島。栃ノ心、高安、御嶽海、正代と陥落力士が相次ぎ、貴景勝は怪我に悩まされ、豊昇龍も新大関の先場所をあわや負け越しとなる不振に追い込まれるなど、このところの大関の番付は“鬼門”の様相を呈する感がありますが、先場所の貴景勝同様、今場所の霧島はそれを打ち破る活躍があると感じます。
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