遅れに遅れて、夏のドラマの最終回を見ていて、
『この素晴らしき世界』の最終回を見終えた。
普通の主婦が、顔が似ているからという理由で、
ある日いきなり有名女優の影武者的なことをやるというドラマ。
失踪した女優の代わりに、顔が似ているからとスカウトされたのに、
夫も息子もパートの友達も、誰もテレビに出ているその主婦に気付かないという、
あり得ない感じが、どこか懐かしいドラマのようだった。
とても面白い！
と言うわけではなかったが、見続けられた。
このドラマもそうだったが、
ドラマの中のドラマで下手な俳優の雰囲気を出す演技をしている俳優を見ると、
役者がどういう思考でそれをやっているのかと考えてしまい、
訳が分からなくなって、気分が悪くなってくる。
『この素晴らしき世界』では、
�ー秣舎稷拡�という女優が、
��浜岡妙子という主婦を演じ、その浜岡妙子が、
��若菜絹代という女優になりすますのだが
�づ�然ながら主婦なので最初は不自然で下手な感じを出し、
途中から自然な感じに変化していく
・・・この辺まで考えていると、
頭がクラクラしてきて、気持ち悪くなってくる。
仮面の上に仮面をかぶって、さらに仮面をかぶって、
その仮面に合わせて自然な演技や不自然な演技を切り替えるという、
考えていると、吐き気がしてくる。
俳優って、凄い。
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