今日の出来事：１５８７年−上毛一揆、１８６８年−会津戊辰戦争：一ノ堰の戦い�◆■隠牽僑固�−戊辰戦争：山形藩降伏、１８７３年−日本初の石橋である東京・神田川の「万世橋」が竣工、１９２０年−明治神宮創建、１９２８年−ラジオ体操が放送開始、１９９２年−ソニーがＭＤプレーヤー１号機、ＭＺ−１を発売
今日は、上毛一揆です。黒田官兵衛は、「九州征伐」後の１５８７年８月６日、本拠地・馬ヶ岳城をはじめとする豊前国６郡の１２万石を与えられました。しかし、「肥後国人一揆」が起きたため、黒田官兵衛が鎮圧するために豊前を留守にすると、上毛郡の豪族・如法寺輝則が上毛郡の豪族と共に挙兵しました。如法寺輝則らは、黒田官兵衛に属した豪族・広津鎮種の広津城を攻撃しました。馬ヶ岳城で豊前の留守を勤めていた黒田官兵衛の子・長政は、「肥後国人一揆」の鎮圧に向かった黒田官兵衛に使者を送ると、兵を率いて上毛郡で発生した一揆の鎮圧に向かいました。１５８７年１１月１日午後１０時頃、黒田長政は馬ヶ岳城を出て夜中に進軍し、夜明けに豊前国上毛郡に到着しました。一揆を起こした上毛郡の豪族は、姫隈に出城・姫隈城を構えて籠城しました。求菩提山の麓に城を構える如法寺輝則は、上毛郡高田に高田城を築いて一揆勢を集めて立て籠もっていました。黒田長政は姫隈城を攻めましたが、一揆勢は城門を開いて大勢で攻め降りてきたため、防ぎきれずに退きました。井上九郎右衛門、黒田三左衛門、衣笠久左衛門の３人は先手の敗走を見ると、姫隈城の城門の脇にある石垣際で鎌を構えて敵を待ち構えて切りつけました。姫隈城の兵は、これを恐れて城門から出なくなりました。黒田長政は敗走した先手の兵を立て直し、兵を整えると再び姫隈城へと攻め寄せて包囲しました。すると高田城に籠もっていた如法寺輝則と緒方維綱が、黒田長政の背後を突くため３０００の軍勢を率いて攻めてきました。黒田長政は兵を２手に分けると、姫隈城の兵に挟み撃ちにされないように半分の兵を押さえに残し、１０００の手勢を率いて如法寺輝則の軍勢に向かって行きました。混戦となり、黒田官兵衛の娘婿・尾上安左衛門や神吉新作などが討死しました。如法寺輝則の軍勢の方が多勢でしたが、黒田軍の猛攻によって敗走しました。櫛橋三十郎が如法寺輝則を討ち取りました。緒方維綱も黒田軍の弓によって討ち取られました。その後、姫隈城と高田城の一揆勢は黒田長政に降伏しました。その後、黒田長政は広津へ行って上毛郡の一揆を鎮圧すると、馬ヶ岳城へ戻って黒田官兵衛と合流しました。この時、黒田長政が「上毛一揆」を鎮圧している隙を突き、宇都宮鎮房が城井谷を奪還するため「豊前国人一揆」を起こしていました。
次に、会津戊辰戦争：一ノ堰の戦い�△任后ｄ鴇襭横菊�目、若松城の南部に進軍した新政府軍は、一ノ堰に布陣している会津軍を発見しました。新政府軍は青木方面から薩摩・佐土原藩の兵が一ノ堰東側を攻め、飯寺方面からは土佐藩兵を主力に、米沢・広島・新発田藩の兵が二隊に分かれて南下し、２手に別れて会津軍を挟み撃ちにしました。白虎寄合一番隊は新隊長・望月辰太郎の指揮のもとに奮戦し、町野源之助の朱雀寄合二番隊と「結義隊」は雨屋村薬師堂近傍の山上からこれを援けて防戦しました。西軍の先頭部隊は苦戦を強いられ、平地の会津兵は最後の勇を奮って逆襲に成功し、石村付近の西軍を撃退して雨屋に引揚げる事ができました。しかし兵力の少ない会津兵に追撃する余裕がなく、大川を渡り西方の福永村に退きました。こうして、会津若松城への糧道は完全に遮断されてしまいました。伊予田図書が率いる「玄武隊」の一員として出陣していた山本八重の父・山本権八は、ここで戦死しました。
その次に、戊辰戦争：山形藩降伏です。山形藩は、周辺の米沢藩、仙台藩らと「奥羽越列藩同盟」に加わりました。列藩同盟の主要な藩が降伏する中で山形藩もついに新政府軍に降伏しました。藩主・水野忠弘は１３歳と若年であったため、分家出身で当時２６歳の家老・水野元宣が「山形藩の責任は全て自分ひとりにある。他の者には寛大な処置を」と嘆願書を提出しました。これにより、水野元宣は一切の責任を負って処刑されました。その後、近江国朝日山藩に５万石で転封となり、明治政府直轄領となったため山形藩は終焉しました。
その次の次に、日本初の石橋・神田川の「万世橋」が竣工です。万世橋は東京都千代田区にある、神田川に架かる橋です。中央通り（国道１７号）上にあり、秋葉原電気街の南端に位置し、神田駅へ向かう時に渡る橋です。万世橋は、１６７６年に架けられた筋違橋が前身です。筋違橋は徳川将軍が寛永寺に詣でる時に渡る橋で、すぐ南に筋違見附がありました。橋が見附の付属物でした。１８７２年に筋違見附が取り壊され、翌年にその石材を再利用して、筋違橋の場所にアーチ二連の石造りの橋が完成しました。当時の東京府知事・大久保忠寛が萬世橋（よろずよばし）と命名しましたが、次第に「まんせいばし」という音読みの方が一般化しました。眼鏡橋とも呼ばれました。これが、日本初の石橋となりました。
最後に、明治神宮創建です。明治神宮は、東京都渋谷区にある神社です。明治天皇と昭憲皇太后を祭神とします。初詣では例年、日本一の参拝者数（３００万人）を集めています。正式な表記は「宮」の「呂」の中間の線が入らない「明治神宫」です。面積約７０万平方メートルの境内は、そのほとんどが全国青年団の勤労奉仕により造苑整備されたものです。現在の深い杜の木々は全国からの献木が植樹されものです。また、「本殿」を中心に厄除・七五三などの祈願を行う「神楽殿」、明治時代の宮廷文化を偲ぶ御祭神ゆかりの御物を陳列する「宝物殿」、御祭神の大御心を通じて健全なる日本精神を育成する武道場「至誠館」などがあります。２２万坪（約７３ヘクタールに及ぶ広大な神域は、江戸時代初めには熊本藩主・加藤家の別邸であり、１６４０年より彦根藩主・井伊家の下屋敷となっていたものです。この土地が１８７４年に買い上げられて、南豊島御料地となっていました。明治天皇は崩御後、京都の伏見桃山陵に葬られましたが、東京に神宮を建設したいとの運動が天皇を崇敬する東京市民から起こりました。１９１４年に皇后・昭憲皇太后が崩御すると、政府は神社奉祀調査会を設置して審議し、大正天皇の裁可を受けて、官幣大社「明治神宮」を創建する事が内務省告示で発表されました。明治天皇が「うつせみの 代々木の里はしづかにて 都のほかの ここちこそすれ」と詠んだ、代々木の南豊島世伝御料地を境内地として神宮建設が決定しました。造営は翌１９１５年から開始され、全国から１３０００人もの国民が労力奉仕に自発的に参加しました。鎮座祭は、１９２０年１１月１日に行われました。しかし、神宮本殿は「大東亜戦争」末期の１９４５年４月、アメリカ軍による空襲によって焼失しました。この悲報に全国から復興資金が寄せられ、仮殿が建設されて還座祭が行われました。現在の本殿はその後、国内外からの寄付などによって造営が進められたものです。境内の旧御苑入口付近にはかつて、代々木の地名の起源となったモミの巨木「代々木」がありましたが、この名木も空襲の時、高射砲によって撃墜されたアメリカ軍機「Ｂ２９」の直撃を受けて焼失してしまいました。明治神宮の参道として作られた通りが「表参道」です。「表参道」の終点にあって山手線を跨ぐ陸橋である「神宮橋」は、鎮座に先立つ１９２０年９月に完成しました。原宿駅寄り、境内「南参道」鳥居に通じる参道として「表参道」が整備されたのに対して、現在の明治通り「北参道」交差点から「北参道」鳥居に通じる参道はかつて「裏参道」と呼ばれていました。
今日の誕生日：萩原朔太郎、いかりや長介（ザ・ドリフターズ）、大村崑、水原弘、亀井静香、服部克久、サルヴァトール・アダモ、真家ひろみ（元初代ジャニーズ）、一ノ瀬泰造、西口久美子（元青い三角定規）、今陽子（ピンキーとキラーズ）、阿川佐和子、石丸謙二郎、ジョン・カビラ、アンソニー・キーディス（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）、マグネ・フルホルメン（元ａ−ｈａ）、みやすのんき、西原理恵子、ＩＫＵＺＯＮＥ（馬場育三）（Ｄｒａｇｏｎ Ａｓｈ）、古内東子、フローラン・ダバディー、小倉優子、須藤温子、仁科仁美、福原愛、田中将大、諸塚香奈実（元チャオ ベッラ チンクエッティ）、ゆりやんレトリィバァ、ユ・ジョンヨン（ＴＷＩＣＥ）、渡辺みり愛（元乃木坂４６）、和久平八郎、キティ・ホワイト（キティちゃん）、ミミィ・ホワイト（キティの双子の妹）、芹澤レイラ
今日の記念日：世界ヴィーガン・デー、計量記念日、灯台記念日、自衛隊記念日、古典の日、点字の日、犬の日、寿司の日、紅茶の日、本格焼酎の日、泡盛の日、家具の日、教育の日、友の日、川の恵みの日、ウェザーリポーターの日、ソーセージの日、日本点字制定記念日、野沢菜の日、スーパーカーの日、警備の日、カーペットの日
今日の「今日訓」：本日より、１１月「霜月」です。「霜月」とは文字通り、霜が降る月という意味です。１８６８年に、日本初の洋式灯台である観音埼灯台が起工された日で「灯台記念日」、１８９０年に教員の石川倉次の案が採用され、日本の点字が制定された事で「日本点字制定記念日」、１９１７年の「第１回神奈川県畜産共進会」に大木市蔵が日本で初めてソーセージを出品し、世に出た歴史的な日で「ソーセージの日」、１９５６年に昭和天皇がカーペット工場を視察した事で「カーペットの日」、１９９３年に「計量法」が施行された事で「計量記念日」、１９６６年に制定された「自衛隊記念日」、実際の創立年月日は１９５４年７月１日ですが、７月〜１０月は災害での出動が予想され、記念行事等を行うのに都合が悪いため天候が安定する１１月１日を記念日としました。「紫式部日記」の記述にもとづき「源氏物語」が歴史上はじめて記録された日で「古典の日」、１８９０年に日本語用の点字として東京盲啞学校教諭・石川倉次の点字案が正式に採用された事を記念して「点字の日」、新米の季節で、ネタになる海や山の幸が美味しい時期である事から「寿司の日」、その年の８〜９月頃に仕込まれた焼酎の新酒が飲めるようになるのが１１月１日頃である事とから「本格焼酎の日」、１１月から泡盛製造の最盛期に入る事から「泡盛の日」、野沢菜の蕪主を募る「のざわな蕪四季会社」の蕪主総会が１１月１日に開かれる事で「野沢菜の日」、ハローキティの誕生日で「友の日」、１９７２年に「警備業法」が施行された事で「警備の日」、２００５年１１月１日にウェザーリポートが始まった事で「ウェザーリポーター」の日、「ワンワンワン」の語呂合わせで「犬の日」、１７９１年、暴風雨のためロシアに漂着した大黒屋光太夫が、ロシア皇帝エカチェリーナ２世の茶会に招かれて日本人で初めて紅茶を飲んだ日で「紅茶の日」、１１月１日の数字を並べると「川」になる事から「川の日」、パフォーマンス、スタイル、エモーションの３つでＮｏ．１との視点から１が３つ並ぶ１１月１日を「スーパーカーの日 」となりました。
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