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2023年10月31日07:25

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いだいなる 木幡 サチ子 フチ  イランカラップテ・アンナー、深く深く哀悼を申し上げ、拝礼します。

フチ アイヌ語で意味は
「祖母」を意味する名称
イランカラップテ・アンナー 平取地区が入るサルンクル地方のアイヌ語で意味は
謹んで申し上げますの気持ちが入る挨拶です、「アナタの心にそっと触れさせてください」
・・・
北海道沙流郡平取町立二風谷アイヌ文化博物館の敷地内にある復元されたチセで毎週土曜に行われていました、アイヌ語教室に3度ほど私は参加した事があったここで講師をされている木幡サチ子さんと2度私はこんな質問をしました。
(私の聞きました10年ほど前の記憶ですから、記憶違いもあるかもしれませんがお許しください。)
1、「イランカラップテ・アンナーの意味を詳しく教えてください」 と
2、「北海道各地方のアイヌコタンは、衣装の柄や伝承するユッカラも違う事から、失礼が有るかもしれませんがアイヌ部族と言うより、各地方のコタンが長エカシとシャ−マン…巫女さんを中心にする国家と言う概念だと思いますが如何でしょうか」 と 
言うと、木幡さん優しく
1、「イランカラップテ・アンナーは、二風谷ここの萱野エカシも語っているが、アナタの心にそっと触れさせてくださいで。心の中で、謹んで申し上げますの気持ちが入る挨拶ですよ、アイヌはとても自然など神々が造り出したことなどには謙虚なのですよ」と教えてくれました。
また私が、「アナタの其の思いは、神羅万象やキムンカムイ(ヒグマ)やユック(エゾ鹿)等の動物やチセコロカムイ(家の神様)やアテプチカムイ(火の神様…歳をとったお婆さん)や川…沙流川や幌尻岳 にも成りますと私は聞いていますが、そうでしょうかと聞く」と「そうですよ」と言い例などや挙げて答えてくれました。
2、の質問は、
「質問さんお名前は何と言うのですか「水谷です」水谷さんですか何方の生まれですか「熊谷です」そうですか、アイヌの衣装の柄が各地方で違う事やユーカラもそうですがよくご存じで勉強して居るようですが、国家と言うものがどういうものかわかりませんが各地方のコタンのエカシが中心でまとめていた事は確かですよ、シャーマンですか巫女さんですかいました事は居ましたがここ二風谷にも産婆さんの愛子オババがそうだがエカシの萱野さんと一緒に動いたわけでは無いですね。
「イム」と「トゥスクル」と言う質問もした事があります。
_付_
平成24年度 アイヌ文化賞 木幡 サチ子(82歳)
https://www.ff-ainu.or.jp/.../business/details/2482.html
北海道平取町在住アイヌ文化を伝承してきた祖父母と幼少時代を過ごし、日常生活の中でアイヌ語をはじめ、多くのアイヌ文化に触れ合いながら育った。
北海道平取町在住
アイヌ文化を伝承してきた祖父母と幼少時代を過ごし、日常生活の中でアイヌ語をはじめ、多くのアイヌ文化に触れ合いながら育った。
現在、全国各地で行われる各種行事に積極的に参加し、継承してきたウウェペケレ(昔話)やカムイユカラ(神謡)を披露するなど、口承文芸の語り部として活躍している。
また、二風谷アイヌ語教室の講師、平取アイヌ文化保存会理事として地域の後進の指導にあたるなど、永年にわたりアイヌ文化の普及啓発に大きく貢献している。
略歴
昭和5年 平取村字貫気別で生まれる
昭和58年 平取アイヌ文化保存会の結成と同時に会員として活動し現在に至る
平成元年 シシリムカアイヌ文化祭に出演
平成2年 平取町二風谷アイヌ語教室で本格的にアイヌ語を学びはじめる
平成10年 平取町二風谷アイヌ語教室の講師に就任し現在に至る
平成13年 国民文化祭(群馬県で開催)においてカムイユカラ(神謡)を口演
平成14年 アイヌ語弁論大会の審査委員を務める(平成16年まで)
平成17年 平取アイヌ文化保存会の理事に就任し現在に至る
平成21年 トマ(ゴザ)編みの実演や体験事業の講師に就任し現在に至る
取材協力
アイヌ語・アイヌ文化研究者への適切な指導助言や聞き取り調査などへの協力多数
平成17年度 アイヌ文化奨励賞(個人) 木幡 サチ子
https://www.ff-ainu.or.jp/.../business/details/1775.html
参考に
◆震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。
http://fumitakasan.blog.fc2.com/blog-entry-2415.html?sp
<アイヌのシャーマン、トゥスクル>
<暗闇の中、トゥスクルの家を訪ねる>
・北海道のアイヌには「トゥスクル」と呼ばれるシャーマンが存在する。トゥスクルとはアイヌ語で「トゥス=呪術・巫術」+「クル=をする人」という意味である。
・トゥスクルが太鼓を使用して神と交信していたという江戸時代の記述があるという。
 現在、北海道内のトゥスクルの実数は定かではないが、ごく少数であることは間違いなさそうだ。
・山道は生まれつき、神と交信できる能力が備わっていたという。アイヌは、あらゆるものに神が宿ると信じている。森羅万象の神、それを山道は「カムイ」と呼んでいる。
<神に憑かれる>
・アイヌとカムイの関連性は、それは日本本土における神・仏の関連性とは少し異なる。本土の神仏は、人間社会に対して絶対的に上位(常に崇められる存在)にあるが、アイヌのカムイは「対等」であるのが特徴だ。それはしばしば、「神への談判」という形で表現される。
・「アイヌの信仰では、人は誰でも1柱以上の神に守られています。これをトゥレンカムイ(憑神)と言います。どの人に何の神が憑くかはご縁次第です。トゥスクルは、特別な力を持つ憑神に守られており、その憑神の力によってトゥスを行います。憑神は後天的に憑くこともあります。ですから、トゥスクルになるかどうかは、どの憑神が憑くかによって決まりますが、憑神を『継ぐ』ということもあるようです。少なくとも樺太では、地域によってそういう考え方があったようです。トゥスを行うのは男性、女性両方がいます」
<助産術、魔術を使うトゥスクル>
・「二風谷地区では25年ほど前までは地域の人が病気になればまず、トゥスクルにみてもらうということがあったようです。トゥスクルは、“手かざし”や薬草を使った治療行為をしていた。また、トゥスクルの特徴として助産婦を兼ねていました。その他にも、占いなどもやっていました」
 アイヌでは出産は神事であるととらえる。そのため、トゥスクルが助産婦を務めることもあるという。トゥスクルは「イコインカル」という助産術を使う。この場合、医学的な助産術だけではなく、透視や霊視なども駆使する。
<トゥスクルの口寄せ>
・「私の父方の祖母もトゥスクルでした。幼い頃、祖母が太鼓を叩いて霊を降ろす儀式などもやっているのをよく見ていた」
 山道はそう明かす。トゥスクルは、イタコと同じように死者の口寄せもできるというのだ。
 北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原によれば、トゥスクルには『神』が憑くほか、『死者』が憑いて語ることもあるという。
<アイヌの他界観>
・「この世の暮らしの続きを過ごす場所で、天地や季節などがこの世のものと逆になっています。その他は、生前と変わらぬ暮らしをするとされています。ただ、死者は自分達では食料の生産ができず、子孫からの供物に頼って暮らしているともいいます。このため先祖供養は絶対に欠かしてはならないことになります。他界で一定の期間を経た死者は記憶を失い、赤ん坊として再び生を受けます」
 つまり、この世の生活が終って、あの世に行けば、またそこから新しい生活が始まるという考え方だ。日本仏教では生者が死者に対して時間をかけて供養を重ね、最終的に極楽に往くことを目的にする。そして極楽は苦のない世界であると説く。日本の仏教とアイヌの他界観は大きく異なる。
・そして、アイヌでは埋葬後は、墓参りはしないのが決まりだ。
「向こうの世界の神になるのだから、この世に戻ってきてはいけない。だから、生者が死者を振り返らせるようなことをしてはいけないという考えがあります。なので、墓は次第に森に飲まれ、自然と同化していくのです」
・「あの世を反転した世界とみなすことや、ヨモツヘグイ(あの世の食べ物を食べると、再びこの世に戻ることができないこと)の考えかたなどアイヌの他界観のなかには各地の民族で認められる要素がいくつかあるが、なかにはアイヌに特徴的な考えかたを認めることができる。たとえば、幽霊は異なる世界を訪れたときの仮の姿であり、異なる世界からの訪問者は目に見えないということである。つまり、死者が生者に対して幽霊と映るのと同様に生者は死者に対し幽霊と映るのである。幽霊はあの世で神となった死者の仮の姿にすぎず、恐ろしい超自然的存在ではないのである」
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