映画『私がやりました』
2023年11月3日(金・祝)公開
ある殺人をめぐる女同士の攻防。コメディタッチで描くフランスから来た犯罪ミステリー。
監督・監督は『8人の女たち』のフランソワ・オゾン
出演は『悪なき殺人』のナディア・テレスキウィッツ、
『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』のレベッカ・マルデール、
『エル ELLE』イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、
アンドレ・デュソリエ、エドゥアール・シュルピス、オリヴィエ・ブロシュほか
1930年代のフランスは完全な男性優位の社会。パリの豪邸で起こった
有名映画プロデューサーの殺害事件。容疑をかけられたのは若く
お金も地位もない三文女優の女優マドレーヌ。
取り調べをしたラビュセ判事は「女性の犯罪はすべて痴情のもつれによる犯行だ」
と想像力で失礼な見解を挟みながら大げさで勝手な推理を披露する。
あきれたマドレーヌは親友で同居人の新人弁護士ポーリーヌに助けを求め、
戦略を立てた。そして、あらぬことか「私がやりました」と名乗り出る。
裁判が始まり、マドレーヌとポーリーヌは女性への偏見を盾に、
正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心を掴み、
見事無罪を勝ち取る。それどころか、「悲劇のヒロイン」として
時の人となったマドレーヌは、大スターの座へ駆け上がっていく。ところが
ある日、2人の前に真犯人は自分だと主張する謎の女性オデットが現れる。
「プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も
全て自分のものだ」と主張したのだ。
映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動。
果たして本当の犯人は誰なのか? そしてその動機は?
逆転の発想から生まれた少し大げさな表現でユーモアたっぷりに描かれたクライム作品だ。
公式サイト
https://gaga.ne.jp/my-crime/
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