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2023年10月25日21:49

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ミニチュアゲーム日記 Vol.165-1

注意:この日記は、『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』という絶版ゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。

2023年10月14日(土)、北千住の足立区生涯学習センターにて開催されたオールドワールドコンベンションに参加。
この日の参加者は、主催のかませやぎさんと、NOZAKIさん、Snitchさん、冬寂(拙者)と、観戦に来られたKozyさんの5名(参加者の名前はTwitterに準拠)。
かませやぎさんのリザードマンと、NOZAKIさんのオウガキングダム、Snitchさんのスケイブン・ダークエルフ混成軍、自分のダークエルフの連合軍の対戦を行う。

この日の取組:ウォーハンマー・ファンタジーバトル リザードマン対オウガキングダム・スケイブン・ダークエルフ連合軍(10,000ポイント)

編成:
●先攻:リザードマン(かませやぎさん) 10,000ポイント
スラン・メイジプリースト(1)(ジェネラル、Lv.4ウィザード、『秘儀の悟り(※1)』、テンプルガード(1)に合流)
スラン・メイジプリースト(2)(Lv.4ウィザード、『たゆたう思考の悟り(※2)』、テンプルガード(2)に合流)
スラン・メイジプリースト(3)(Lv.4ウィザード(生命)、『大地の血潮(基本・強化系)』『肉よ岩と化せ(2・強化系)』『ツタの玉座(3・強化系)』『地の底にひそむもの(6・直接攻撃系)』、テンプルガード(3)に合流)
ザウルス・オールドブラッド(カルノザウルス騎乗)
スキンクプリースト(1)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『パーンの硬き毛皮(2・強化系)』、スキンク・スカーミッシャー(1)に合流)
スキンクプリースト(2)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『ホロスの野蛮なる獣(5・強化系)』、スキンク・スカーミッシャー(2)に合流)
スキンクプリースト(3)(Lv.2ウィザード(天空)、『暴風雪の目くらまし(基本・呪い系)』『カサンドラの彗星(5・特殊)』、スキンク・スカーミッシャー(3)に合流)
スキンクプリースト(4)(Lv.2ウィザード(天空)、『暴風雪の目くらまし(基本・呪い系)』『連鎖雷撃(6・直接攻撃系)』、スキンク・スカーミッシャー(4)に合流)
スキンクプリースト(5)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『琥珀の槍(3・射撃系)』、エインシェント・ステガドン搭乗)
ザウルス・スカーベテラン(1)(アーミースタンダード・ベアラー、ザウルス・ウォリアー(1)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(2)(ザウルス・ウォリアー(2)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(3)(ザウルス・ウォリアー(3)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(4)(ザウルス・ウォリアー(4)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(5)(テンプルガード(3)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(6)(コールドワン騎乗、コールドワン・ライダー(1)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(7)(コールドワン騎乗、コールドワン・ライダー(2)に合流)
ザウルス・スカーベテラン(8)(カルノザウルス騎乗)
スキンクチーフ(1)(スキンク・コホート(1)に合流)
スキンクチーフ(2)(スキンク・コホート(2)に合流)
スキンクチーフ(3)(スキンク・コホート(3)に合流)
ザウルス・ウォリアー(1)〜(4)
スキンク・コホート(1)〜(3)(クロキシゴール帯同)
スキンク・スカーミッシャー(1)〜(4)
コールドワン・ライダー(1)、(2)
テンプルガード(1)〜(3)
カメレオンスキンク(1)、(2)
プテラドン・ライダー
クロキシゴール
ステガドン(1)、(2)
バスティラドン
サラマンダー・ハンティングパック
レイザードン・ハンティングパック
トログロドン
ドレッドザウリアン

※1:至高の魔法体系のスペルを全て知っている。
※2:八大魔法の基本スペルを1個ずつ知っている。

●後攻:オウガキングダム(NOZAKIさん) 3,000ポイント
タイラント(ジェネラル、オウガに合流)
ハンター(ストーンホーン騎乗)
ブッチャー(1)(Lv.2ウィザード(大アゴ様)、『歯砕き(3・強化系)』『トロールのはらわた(5・強化系)』)
ブッチャー(2)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『?』)
オウガ
アイアンガット
ノブラー(1)、(2)
リードベルチャー(1)、(2)
モーンファング・キャバルリー
ゴウガー(1)、(2)
アイアンブラスター
ジャイアント

●後攻:ダークエルフ(Snitchさん) 1,500ポイント
ドレッドロード(ジェネラル、ブラックガードに合流)
ソーサレス(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『?』、ドレッドスピアに合流)
ドレッドスピア
ダークライダー(1)、(2)
ブラックガード・オヴ・ナーガロゥンド
ウォーヒドラ(1)、(2)

●後攻:スケイブン(Snitchさん) 1,500ポイント
ウォーロード(ジェネラル、ストームヴァーミンに合流)
グレイシーア(Lv.4ウィザード、『しおれ病(疫病3・呪い系)』『大悪疫(疫病6・特殊)』『角ありし鼠の呪い(特殊)』『?』(※1)、クランラットに合流)
チーフテン(アーミースタンダード・ベアラー、ストームヴァーミンに合流)
エシン・ソーサラー(詳細不明(※2)、クランラットに合流)
クランラット(ウェポンチーム(ワープファイア・スロアー)を帯同)
ストームヴァーミン
スケイブンスレイヴ(1)、(2)
ドゥームホイール
ワープライトニング・キャノン(1)、(2)

※1:グレイシーアは『堕落』と『疫病』の両方の魔法体系からスペルジェネレイトできる。

●後攻:ダークエルフ(拙者) 3,000ポイント
ダークエルフ
ハイ・ビーストマスター(ジェネラル、マンティコア騎乗)
シュープリム・ソーサレス(Lv.4ウィザード(暗黒)、『破滅の矢(基本・射撃系)』『苦痛の呪言(2・呪い系)』『刃の嵐(3・直接攻撃系)』『絶望の覆い(4・呪い系)』、ダークスティード騎乗、ダークライダーに合流)
ソーサレス(Lv.2ウィザード(影)、『陰の淵(5・直接攻撃系)』『オッカムの精神カミソリ(6・強化系)』、ダークシャードに合流)
マスター(コールドワン騎乗、コールドワン・ナイトに合流)
カイナイト・アサシン(ブラックガード・オヴ・ナーガロゥンドに合流)
ドレッドスピア
ダークシャード
ブラックアーク・コルセア
ダークライダー
コールドワン・ナイト
ブラックガード・オヴ・ナーガロゥンド
ウォーヒドラ
カリブディス


リザードマンは、当然と言うか、ほぼ全ての種類のユニットが含まれていて、アーミーの特徴である隙の無さをそのまま具現化した様な陣容に圧倒される。あまりの物量に、今回の目玉のひとつであるドレッドザウリアンが居ても違和感が無い。

オウガキングダムは、元々コストが重いだけあって、普段の2,000ポイントからの違いが分かりづらいが、普段以上に重量級ユニットが勢揃いしていて、攻撃力が半端でない。

スケイブンは、公式の『8版対応に更新された7版ルール』ではなく、ファンメイド(?)の8版ルールを、他のプレイヤーの了承の元で適用している。そのため、見たことが無いエシン族のソーサラが居たりするが、基本的には変わらない。つまり、遠距離攻撃の火力は言わずもがな。

Snitchさんのもう一つのアーミーであるダークエルフは、ダークライダーとウォーヒドラが二つずつと、機動力高め。スケイブンと互いを補う編制と言えるか。
なお今回、筆者もダークエルフを使っているので、Snitchさんの同種のユニットについては名前の後に(S)を、筆者のユニットには(M)を付けて区別する。

自分のダークエルフは、、長いこと使っていてようやく3,000ポイントに到達!…と思ったがユニットが高コストなのであまり増えた感じがしない。何より、目の前に10,000ポイントアーミーがあると、有り難みがない。
内容的には、最近導入したブラックガードと、数を増やしたコルセアが待望の歩兵枠、ではあるのだが、リザードマン相手では如何にも物足りない。スペルでのバフは必須。


シナリオ:オリジナル
配置については『ウォーハンマー・ルールブック』に記載の『正面決戦』と同様だが、戦場の幅が通常の約180cmから約240cmになる。その他:
・ゲームは4ターンまで
・連合軍の勝利条件は、リザードマン側の三人居るスラン・メイジプリーストの内一人と、ドレッドザウリアンを撃破する。
・リザードマン側の勝利条件は、スラン・メイジプリースト三人と、ドレッドザウリアンを守り抜く。
・何方も勝利条件を満たせ無ければ引き分け。
・スペルジェネレイトはせず、そのウィザードが使用可能な範囲でスペルを選択可能。
・リザードマン側マジックフェイズでは、連合軍側プレイヤー全員が同数のディスペルダイスを得る。
・連合軍側マジックフェイズでは、各プレイヤーが『魔力の風判定』を行い、その内で最も大きい出目のディスペルダイスをリザードマン側が得る。


作戦:
今回の勝利条件は予め伝えられていたので、とにかくスラン・メイジプリースト(と合流先のテンプルガード)とドレッドザウリアンを倒す手段を用意した。
接近戦は、マジックアイテムによる強化と、スペルを自由に選べるという条件を活かして『苦痛の呪言(※1)』と『オッカムの精神カミソリ(※2)』で何とかする。
戦えるユニットが居ない場合は『陰の淵(※3)』で狙い撃つ。
優先度は下がるが、毎度苦汁を舐めさせられるスキンク対策としては『刃の嵐(※4)』が有効。
…結局マジック頼りか。

※1:対象の【接】【射】を-D3する。ブーストすると【接】【射】【攻】【敏】を-D3する。
※2:対象のユニットは、接近戦のダメージロールの際に【攻】の代わりに【気】を使う。
※3:円形テンプレート(小)が重なった兵は【敏】テストを強いられ、失敗すると死亡する(いかなるセーヴィングも不可)。テンプレートはスキャッターダイスの方向にD6インチずれる。
※4:対象ユニットの全員に【接】テストを強いる。失敗した兵は【攻】4のヒットを受ける。


展開:
●開始前
カメレオンスキンク(1)と(2)が『斥候部隊』のルールにより初期配置エリア外に置かれる。
プテラドン・ライダーが『フライング・キャバルリー』のルールに含まれる『ファストキャバルリー』のルールに含まれる『前衛部隊』のルールにより前進。


●1ターン表
フォト

フォト

◆移動フェイズ
各ユニット前進。
プテラドン・ライダーが『岩落とし(※)』でジャイアントに3ダメージ(残り【傷】3)。

※:ゲーム中1回、『突撃』『逃走』以外で敵ユニットの上を通過した時に、プテラドン1体につき【攻】4ヒットをD3回与える。

◆マジックフェイズ
『魔力の風判定』によるパワーダイスは6個、ディスペルダイスは各プレイヤー4個。

スキンクプリースト(5)がブーストして放った『琥珀の槍(※1)』が『抗えぬ大魔力』で発動し、ドゥームホイールに5ダメージを与えて破壊する。
『魔力の暴走チャート』の結果は『悲惨なる大爆発(※2)』で、スキンクプリースト(5)と乗騎のエインシェント・ステガドンに1各ダメージ(残り【傷】は1と4)。

スラン・メイジプリースト(1)が合流先のテンプルガード(1)に『世界のはざまを歩む者(※3)』を使って追加移動。

スラン・メイジプリースト(2)がダークライダー(S2)に放った『火球(※4)』はディスペルされる。

※1:対象に【攻】6、『痛烈な一撃(D3)』のヒットを与える。これはポルトスロアーと同様に処理する。ブーストすると【攻】10、『痛烈な一撃(D6)』になる。
※2:自分を中心とした円形テンプレート(小)の範囲に【攻】10の自動ヒットを与え、D6個のパワーダイスが失われる。
※3:対象に『幽体』のルールと10mvの追加移動を与える。
※4:対象に【攻】4のヒットをD6回与える。

◆射撃フェイズ
プテラドン・ライダーがジャベリンで1ダメージ、カメレオンスキンク(1)が吹き矢で2ダメージをジャイアントに与えて倒す。転倒によりノブラーが1体潰れ、アイアンブラスターに1ダメージ(残り【傷】4)(※)。

トログロドンがアイアンブラスターに毒液を吐くも外れる。

ステガドン(1)のクルーが放った矢はモーンファング・キャバルリーに当たらず。

ステガドン(2)のクルーが放った矢はカリブディスに徹らず。

カメレオンスキンク(2)がダークライダー(M)に吹き矢を浴びせて全7騎を倒し全滅させる。

※:ジャイアントは戦死すると倒れ、下敷きになった兵に【攻】6の自動ヒット(D3ダメージ)を与える。


●1ターン裏
フォト

フォト

◆移動フェイズ
コールドワン・ナイトがドレッドザウリアンに『突撃』。
カリブディスがザウルス・オールドブラッドに『突撃』するも届かず。
ハンターがカメレオンスキンク(1)に『突撃』。『迎え撃て』によりハンターが1ダメージ(残り【傷】3)、下のストーンホーンが2ダメージを受ける(残り【傷】4)。

ゴウガー(1)が『奇襲部隊』のルールにより、リザードマン陣地の向かって右側から出現。

◆マジックフェイズ
『魔力の風判定』によるダークエルフのパワーダイスは8個(他のプレイヤーは記録なし)、ディスペルダイスは6個(※1)。

シュープリム・ソーサレスが『刃の嵐』をカメレオンスキンク(2)に放ち、3体を倒す。『パニックテスト』に失敗したカメレオンスキンクは盤外に消える。

ソーサレス(M)がコールドワン・ナイトに使った『オッカムの精神カミソリ』は失敗。

グレイシーアが『大悪疫(※1)』を放ってテンプルガード(1)の7体を倒し、スラン・メイジプリースト(1)に1ダメージ(残り【傷】4)。
続けて『角ありし鼠の呪い(※2)』をテンプルガード(1)に放ち、11体を倒す。

ブッチャー(1)が『トロールのはらわた』をハンターに使って『再生能力』を与えるも、『血の薄粥(※3)』の効果で1ダメージを受ける(残り【傷】3)。

ブッチャー(2)がモーンファング・キャバルリーに使った『ウィッサンの獣化術』が『抗えぬ大魔力』で発動し、【攻】と【耐】を+1する。
『魔力の暴走チャート』の結果は『魔力消失(※4)』。ブッチャー(2)が2レベルを失い、スペルを使えなくなる。

※1:敵ユニット(接近戦中のユニット含む)に【耐】テストを強いて、失敗すると1ダメージを与える(アーマーセーヴィング不可)。対象が接近戦中の場合、その相手のユニットも影響を受ける。更に、ダイスロールの結果で他のユニットに効果が伝染する可能性がある。
※2:インファントリー・ユニットのみを対象にできる。4D6を振り、合計が対象のユニットの兵数以下であれば、その数の兵が死亡。多ければ、対象のユニットを取り除いて、同じ兵数のクランラット・ユニットを配置する。このクランラットは、このスペルを使用したプレイヤーが操作する。
※3:『大アゴ様の魔法体系』の特性。D6を振って1を出すと【攻】6ヒットを受け、2〜6だと【傷】1回復と、その後1回のスペル/ディスペル判定に+1。
※4:本人のウィザードレベルがD3減少し、その分スペルを忘れる(うち一つは原因となったスペル、他はランダム)。

◆射撃フェイズ
アイアンブラスターがプテラドン・ライダーを砲撃して2ダメージ、1騎を倒す。

ダークシャードがザウルス・ウォリアー(4)に射撃するも当たらず。

ダークライダー(S1)がザウルス・ウォリアー(4)に射撃して1体を倒す。

ダークライダー(S2)がザウルス・ウォリアー(2)に射撃するも徹らず。

ノブラー(1)と(2)がクロキシゴールに適当な尖った物を投げて2ダメージ(余り【傷】1)。

リードベルチャー(1)がクロキシゴールを砲撃して2ダメージ、1体を倒す(余り【傷】2)。

◆接近戦フェイズ
ダークエルフ・マスターがエンチャンテッドアイテム『怪力の秘薬』を飲み【攻】+3。マスターが3ダメージ(※1)、コールドワン・ナイトが2ダメージをドレッドザウリアンに与え、反撃で2騎が倒れる(※2)。『逃走』したドレッドザウリアンに『追撃』したコールドワン・ナイトが追い付いて狩猟達成。

ストーンホーンが『地を揺るがす突撃(※3)』による『インパクトヒット』と『踏み荒らし攻撃』で6+1=7体、ハンターが3体のカメレオンスキンク(1)を倒して全滅させる。『猛進』したハンターはサラマンダー・ハンティングパックに『突撃』

※1:マスターはランスを装備しているので、【攻】が元の4に+3と+2して9になっている。エルフ故の『つねに先手を取る』で失敗したヒットロール振り直し、ダークエルフ故の『残忍なる戦闘術』でダメージロールの出目1が振り直しなので、このダメージは出るべくして出ている。
※2:ここに限らず、攻撃はルールで定められた順番で解決しているが、記述が煩雑になる個所についてはユニット毎にまとめて書いてある。なお、今回は文章量が多いのと登場ユニットが多いのとで、接近戦で失敗した攻撃は記述しない(し、メモに記載されていない事が多い)。
※3:『突撃』に成功すると、通常攻撃と引き換えに3D3回の【攻】6『インパクトヒット』を与える。『突撃判定』の出目の合計が10以上だと3D3+3回になる。

(次回に続く)
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