松山千春さんが嫌いだと言い続けて来た谷村新司さんの訃報に対して千春さんがどう仰るのか、彼のラジオで聞いてみた。
「嫌いだけど、死なれると困る。嫌いなままいてほしかった。」
そう仰った。
最近開催された仙台でのコンサートで千春さんは同じコメントを延べた上で谷村新司さんの「昴」を歌った。
会場は涙に包まれたそうだ。
千春さんのデビュー当時は仲良くしていたらしいが、音楽への考え方が違ったようで「そんなことはできません。」と嫌いになってしまったということだった。
仲良くしていた時期は短かったと言う。
僕自身、若いころの千春さんは大好きでたくさんの曲に親しんできた。
その当時から谷村さんのことは嫌いだと言い続けていたことは残念だった。
そんな千春さんに対して谷村さんはテレビのインタビューで「それはそれでいいんじゃないですか?ちゃんと挨拶もして来ますよ。」と仰っていた覚えがある。
今回、「死なれると困る」と言ったり、「昴」を歌うところなど、谷村さんへの敬意が感じられたことはよかった。
しかし、ラジオから聞こえる千春は年を取ったなあとつくづく思った。
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