■ナゴルノ「共和国」、年内に消滅へ 30年の紛争、アゼル勝利で決着
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昨日時点で脱出者が9万数千人に増えていたので、すでに8割方が出ていったことになる。今は残務処理で踏みとどまっているアルツァフ政府職員もいるだろうけれど、年末の完全消滅後に合わせて脱出するはずで、最終的に残るのは数%というところではないかなと。
まだ報道では中心都市がステパナケルトと呼ばれているけれど、アゼルバイジャンの主権の下に置かれた以上は、いずれアゼルバイジャン側の呼称であるハンケンディに代わるのだろう。
十万人超の難民たちは、いずれアルメニア国民として参政権を得るのだろうけれど、どういった動きを見せるだろうか。もちろん自分たちを見捨てたパシニャンには恨み骨髄だろうけれど、ではパシニャンを引きずり降ろして親露保守と組むのかというと、ロシアもまたアルツァフを見捨てたことには変わらない。従来のアルメニア国民にしても、アルツァフを見捨てるなと叫んでいたような人たちでも、では着の身着のままで逃げてきたアルツァフ国民の生活を支える負担に耐えられるのかという話で、アルメニア政治は今後いろいろと複雑化しそうな感はある。
アゼルバイジャンからすると、悲願のナゴルノカラバフ奪回だけれども、経済的には細々と農業をやっている山地でしかない。非アルメニア系住民の帰還事業とか言っても、元々アルメニア系が7〜8割で非アルメニア系なんて大した人数はいなかった。その少数の非アルメニア系の人々だって、すでに移住先で生活基盤を築いていた場合、今さら山に戻って細々と農業やるのかというと、そんなことはないだろうと。取り戻したはいいけれど、数年後には荒れ果てた農地が広がってるだけではないかなと思わないでもない。
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