ロシアが黒海艦隊司令官の死亡情報を否定 「本人映像」も公開
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e3e2639779cee7882b5646e11b16ac2c6081cb0
黒海艦隊司令部へのミサイル攻撃で、艦隊司令官ソコロフ大将はどうなったのかという話。
・ミサイル攻撃当初は、ソコロフ死亡の話はなかった。
・数日経ってウクライナ側がソコロフの死亡を発表。
・ウクライナの発表から程なく、ロシア側がソコロフの出席したリモート会議の様子だという動画を公開。
・リモート会議でのソコロフは全く動きを見せず、発言もなかった。
・ウクライナが「ソコロフが死んだという情報もある」と主張を後退。
という中での、今回のサッカー大会表彰式の動画公開。動画内のソコロフは普通に歩いて話もしている。
・サッカー大会は司令部攻撃以前に日程が終了していて、そのことはロシア軍の公式アカウントにも掲載されているため、ウクライナ側は「過去動画の使い回し」と主張。
・それに対してロシア側は、サッカー大会自体は終わっていたが、表彰式は都合で延期されていた。公開された動画が撮影されたのは攻撃後で、その証拠に動画内でソコロフがセヴァストポリ攻撃についての質問に答えている と主張。
さてどうなんだろうかと。確かに動画内でセヴァストポリ攻撃について言及しているのだけれども、司令部攻撃に先立ってセヴァストポリの艦船ドッグにもミサイル攻撃が行われていて、それはサッカー大会よりも前だったはずなので、そっちを指している可能性もある。このコメントだけでは、司令部攻撃後であるという十分な証拠とはいえないだろうと。
今回と似た例というと、昨年の4月末にゲラシモフが視察中だった前線司令部にHIMARSが命中し、ウクライナがゲラシモフの殺害を宣言した というのがあった。ロシア側はゲラシモフ健在と主張するものの、出席していて然るべき軍事式典にも姿を見せなかったことから、当時は大いに怪しまれたものだった。
結局、HIMARSの攻撃から20日ほど経ったところで、ゲラシモフとミリー統合作戦本部長との電話会談が行われて、それによってようやく疑惑が晴れたというオチ。その後しばらく経つと普通に人前にも姿を表すようになった。まぁロシア軍は否定していたものの、HIMARSの攻撃で負傷したという話もあったので、ケガしている姿を見せないように雲隠れしていたのではないだろうかと。
今回のソコロフの件に関しても、死んではいないけれど、大怪我していて人前には出せない みたいなところではないかなと。
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