2001年肺がんで死亡したジョージハリスンへのトリビュートコンサートの記録映画です。
まだ私がロックのど真ん中にいた1980年のジョンレノン暗殺のようなショックは受けませんでした。
こういうコンサートの行われたことも知らずにいました。
昨日映画を探していて偶然見つけたのがこの映画でした。
最初ポールとリンゴとクラプトン、ジェフ・リン、トムペティー、ビリープレストン以外、あまり有名なミュージシャンはいませんのでちょっと寂しく感じました。
しかしこれは自分たちの音楽をするよりジョージの曲を親しいミュージシャンが演奏するコンサートという事に気が付きました。
ギタードラムなどどれもが複数で演奏されるライブは、重厚感ありつつもほんわかとした空気に包まれていました。
武道館ではジョージの声が全然聞こえなかったIf I Needed Someoneがエリック・クラプトンで聞くことが出来たのは胸アツでした。
クラプトンの語る、ジョージはこういうコンサートに反対すると思うから、私がやりたいからやるコンサートだという言葉が心に残ります。
息子さんのダニー・ハリソンはお父さんに生き写しで、バックバンドにずっといることもビートルズを終始感じられました。
そして、ポールとリンゴの登場は空気を完全に変えます。
いつものように泣いてしまうというより、勝手に涙が浮かびました。
100位の座席は8割方埋まっていたと思います。
ほとんどが年長さんで思い出を求めてきた、同時代を生きた同志です。
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