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2023年09月10日06:22

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「世界史を変えた50の食物」 の読書メモ

図書館で借りた本。作者はイギリス在住になっていたけれど、作中でオーストラリアについての記述が熱かったので、オーストラリアにゆかりのある人の可能性。

表紙に『現代文明の発展に大きな影響をおよぼした(今は当たり前と考えられている)食物を紹介』とあったので、そのつもりで読み始めたら、1つ目の食物が「ケナガマンモス」だった件。今は当たり前と考えられている食物(迫真)。

まぁ文献でしか残っていない「スパルタの黒いスープ(血のスープ)」や「ガルム(ローマの魚醤)」の項目もあったので、今現在も食べられているかどうかは問わないのだろう。今は当たり前と考えられている云々自体、日本語訳した時に勝手に付け足された可能性。

寡聞にして名前を見てもパッと分からなかったものは、カスレ(フランスの肉と豆のシチュー)、ルンダン(スマトラの肉のココナッツ煮込み)、ビルトン(ボーア人の干し肉)、ヴィンダルー(ゴア由来のカレー料理)。

ラストの50番目は、遺伝子組み換えでベータカロチンを含有するようになった米「ゴールデンライス」。あきらかに貧困地域の児童の栄養改善につながる発明なのだけれども、グリーンピースなどの原理主義的な遺伝子組み換え否定派の活動によって、塩漬けにされたままになっている状況に疑問を呈する みたいな内容だった。

日本についての記述は「麺」の項目に集中。村上春樹作品の定番ネタ「パスタ茹で」、カップヌードルはイギリスではポットヌードルの類似品扱い、そしてミニコラムでトンデモメニューとして「焼きそばパン」が紹介されていた。あとは「牛肉」の項目で神戸ビーフが載ってたくらいだろうか。

焼きそばパンを評して曰く「中国料理の炒麺(焼きそば)を、アメリカのホットドッグのパンに挟んで、イギリスのウスターソースをローカライズしたもので味付けして、フランスのマヨネーズを添える。メチャクチャな料理に思えるが、実際にはおいしいらしい」。らしい…って筆者は食べてないのかよと。シュールストレミングと同じ扱いに苦笑。
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