中国は原発の処理水を、今回の福島第一原発事故の処理水より出していると言う人がいるニャ。
通常運転されている原発の処理水と、直に放射性物質に触れている事故後の処理水では質が違う事を無視しているニャ。
だから、通常の原発の処理水と区別して汚染水と多くの外国メディアが報道するのね。
しかも通常の汚染水と区別するために、世界のメディアは”Radioactive water(放射性の水)と呼んで報道しているニャ。
まず、基本的なおさらいをするニャ。
放射線とは、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線など の粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称をいうニャ 。
放射性物質とは放射線を出す物質であり、放射線を出す能力が放射能ニャ。
原発の冷却水は直に放射性物質に触れていないが、放射性物質から出ている放射線にさらされている可能性があるのニャ。
通常の原発の処理水とは、放射線にさらされた可能性のある冷却水を環境への影響が極めて低い状態にした水ニャ。
だから、原発事故の汚染水と区別が必要だってわけね。
いわゆる放射能汚染とは、放射性物質による汚染を指すのニャ。
原発事故で直に放射性物質に触れた水は、正確には放射性物質に汚染された水という事になるニャ。
どのような放射性物質が、どれくらいの分量や濃度で残っているかそれが問題になるのね。
ところで、汚染水と呼んでいる政党や政治家への敵対心を維新は剝き出しにするね。
彼らを勝たせたら、日本人は世界からバカにされるだけなのニャ。
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