批判相次ぐ慶應の応援マナー…“大きすぎる応援”に対する高野連の見解は
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甲子園、慶応高校の「応援」が物議を醸してます。
思い出したのが昔読んだ「もしも女子高生がドラッカーを読んだら」でした。
あの作品は応援も味方につけて勝利していて、読んだ当時は本当にこんなこと可能なのか?半信半疑で馬鹿にして読んでましたが、
応援って意外と効果あるのか!と驚きました。
批判するよりも他の高校も真似すれば良いと感じましたね。
今回の騒動で初めて知りましたが、そもそも応援が(あるいはその逆も)すごいチームがいるのは昔からだそうです。
新湊(富山)が旋風を巻き起こした時は、当時の新湊市の人口およそ4万人のうち1万人くらいが甲子園に駆けつけたと言われます。
当然応援席であるアルプススタンドには入り切らず、内野席でも応援していたし、投手がストライクを取る度に拍手、7回には風船を飛ばす人までいたとのこと。
逆にかつて明徳義塾(高知)は、星稜(石川)の松井秀喜選手を5打席敬遠した時には、星稜の応援席からメガホンが投げ込まれ「勝負」の大合唱になりました。
勝った明徳義塾の校歌が流れると、球場中で帰れコールが起き、以後身の危険があるので明徳義塾の選手には警察がつくことになったりしましたね。
(あれに関しては選手よりも監督のマブチのオヤジが最低だったと思いますが)
習志野は吹奏楽部の応援が美爆音で有名だし、一度うるさいとクレームをつけられたこともありました。
甲子園でも、負けている方が反撃すると球場が大逆転を後押しする大声援を送ることがあります。
佐賀北とか、日本文理とか、東邦とか。
そして、応援された側でも、時には敵役のようになることもあります。
北海道勢初優勝した駒大苫小牧は、三連覇を目指した2006年には決勝戦の相手が斎藤佑樹さんを擁する早稲田実業高校だったので、割とアウェイでした。
こうやって見てみると今に始まったことではないのに、今回の慶応のだけを批判しても今更何を、としか思わないですね。
マナーは大切ですが、どちらかに肩入れするのはケシカランという意見こそが、他人のやることを制約してかえって世の中を生きづらくしていると思いました。
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