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2023年08月25日14:10

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開示される情報と、伏せられた情報



自分の意見を通すため、情報を使い分けるのは良くある手段で、不都合な情報を伏せ、話を優位に持って行くのは、営業の常套手段です。
ですから、それが悪いという訳ではありませんが、そんなのが見え隠れすると、なんだかなと思ってしまいます。

従業員≠正社員

従業員とは、その会社の仕事に従事する全ての方々を示します。
ですから、アルバイトも派遣社員などの非正規雇用の方々も従業員に含まれます。
さて、従業員が不足しているとの事ですが、どの雇用形態の方々が不足しているのでしょうか。

平均賃金

一般的には、役員を除いた正社員の賃金の平均を言います。
ですから、社員の平均年齢、或いは、平均勤続年数と併記されなければ、比較する根拠になりません。

同じ357万円でも、平均年齢45歳と30歳とでは異なりますよね。

序に言うと、非正規雇用を含めた従業員が不足している中で、社員の平均年収を併記しても意味がありませんよね。

30代中半以降の方々がお辞めになったのですから、平均賃金も下がるでしょ?

そういう知識を軸に読むと、悲壮感が伝わってきません。

グラハンは、従業員と記載されているので、恐らく実務に従事する方々は、派遣等の非正規雇用者なのではありませんかね?
保安検査は、業務員と書かれているので、社員かな?と思ったら、募集広告を見ると、時給や派遣会社の募集だったりするので、非正規雇用の方々だったりするんでしょうね。

要するに、コロナ禍でリリースした非正規雇用の方々が戻ってこないから人手不足になっているという話しなわけですよね?

時給1,100円

何とも微妙な金額ですよね。
非正規雇用を望む人も居るのでしょうけど、今求職活動している方々の多くは、正社員の椅子を求めているわけですよね。
非正規雇用で入って、正社員になれるのであれば、応募者もいるのでしょうけど、その道も無く、単に時給1100の非正規雇用なのであれば、通勤時間を考えれば近所のコンビニの方が、稼げますよね。
或いは、正社員に繋がる道のある派遣先を選択するのではありませんかね?

ただ、文章を読む限り、正社員を求めているような記事にも読めてしまうんですよね。

給料が安く休みが取れないから人が集まらず、人が足りていないから休みも取れない悪循環の為、人手不足が悪化している。

と言っているわけですが、言葉が足りていないので、本当の問題は何なのかが見えてこないんですよ。
非正規雇用の補充であれば、非正規雇用者から見て、魅力がない=賃金が安いという事になるでしょうが、正規雇用者の場合、本来なら賃金だけではないんですよね、仕事選びって。

将来性のある仕事と言っては居るわけですが、その将来性が対価に繋がらなければ、苦労だけしかない業界という事になってしまうわけですよ。
グラハン、或いは、保安検査業務員の仕事ととしての魅力って何なのですかね?
その何かを訴えなければ、職探しをしている人に届かないと思うんですけどね。
自分にとって魅力のある仕事に就ければ、休みや福利厚生などは些末な話になって来るんですよ。
休みが無い、給料が低い、ここに理由を求めて、人が来ないと言っていたら、誰も来ないのではありませんかね?
青天井で給料が出せる業界なら、賃金で釣る事も出来るのでしょうけど、無理ですよね。
グラハンも保安検査業務員も、その仕事が金を産む仕事じゃないのですから。




■コロナ禍で中堅層が離職した航空業界、人材不足が深刻 地上業務で「特定最低賃金も必要」航空連合が会見
(弁護士ドットコム - 08月25日 10:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=7537402

インバウンドが急回復する中、航空業界は深刻な人手不足に陥っている。コロナ禍で旅行需要が激減し「脆弱な業界」というイメージがつき、旅行需要が回復した今も人材確保が難しい状況だ。


【関連記事:高速の「ズルい」合流、実は正解だった? NEXCOが推奨する「ファスナー合流」とは】



この状況を打開しようと、航空会社の労働組合・航空連合が8月24日に都内で会見し、業界の課題や人材確保策について説明した。人手不足が特に深刻なグランドハンドリング(グラハン)と呼ばれる地上業務について、内藤晃会長は「特定最低賃金を設けることも必要だと考えています」と話し、福利厚生や賃金、働き方など総合的な改善に取り組むとした。



●賃金が低く、変則的な職場環境の「グラハン」の従業員が1、2割減少

航空業界の業務は専門的で人材育成に時間がかかり、一人前になるためには3〜5年を要する。だが、コロナ禍で30代半ばから後半の中堅層を中心に離職が加速し、人材確保が急務となっている。



会見では観光需要が急回復している今の職場の声が紹介された。「シフト勤務と人材不足が相まって希望日に休みがとれない」「中堅以上の高スキル資格保有者などの人材不足が顕著になっている」など切実な意見が目立つ。






特にグラハンと呼ばれる地上業務の従業員や、保安検査業務員が不足している。グラハンの業務はさまざまで、航空機の駐機場への誘導や給油、旅客ターミナルでの手荷物の預かり、航空機までの貨物輸送などがある。



国土交通省によると、コロナ前に比べ、グラハンの従業員数は離職などで約1~2割減った。従業員の平均年収は357万円と類似の業種と比べ低水準ということ、変則的な職場環境などが要因とみられる。



航空連合は休憩室や女性更衣室などの設備拡充を政策提言している。内藤会長は「休みたい時に休めるかが大事だと思っていますが、人手不足の今の状態では厳しい。福利厚生や賃金、働き方など総合的に改善しなければならない」と話す。



●8月25日に「グラハン」の業界団体が発足

8月25日にはグラハンの業界団体「空港グランドハンドリング協会」が正式に発足する。内藤会長は「業界団体と産業別労組で対話、連携することで問題解決へのスピードが早まると思います。カウンターパートができることに期待しています」と語る。



航空連合は8月24日、空港の仕事を紹介する特設サイトを開設した。多様な職種への関心を持ってもらうことが狙いで、漫画コンテンツや従業員インタビューなどを掲載している。「島国である日本では、飛行機の役割は非常に重要。将来性がある産業だということを若い人たちに伝えたい」(内藤会長)





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