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2023年08月16日22:19

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指向性エネルギー兵器の射程距離は?

指向性エネルギー兵器の射程距離は?


指向性エネルギー兵器はまるで夢のような兵器に思えるかもしれませんが、残念ながら万能ではありません。
射程距離は極めて短く、ハイパワーマイクロ波はせいぜい1km、100キロワットクラスの赤外線レーザーも数km程度ではないかとみられています。

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2023年には航空機へ搭載 米空軍が進めるレーザー兵器開発 その有用性は
2015.06.13 関 賢太郎(航空軍事評論家)


レーザー兵器が実用化されても主力はミサイルのまま?
 指向性エネルギー兵器はまるで夢のような兵器に思えるかもしれませんが、残念ながら万能ではありません。
射程距離は極めて短く、ハイパワーマイクロ波はせいぜい1km、100キロワットクラスの赤外線レーザーも数km程度ではないかとみられています。
現代の空対空ミサイルは100km先の航空機を撃墜可能なものもありますから、戦闘機にとっての主要な兵装はミサイルであり続けるでしょう。

 この指向性エネルギー兵器は、むしろ接近するミサイルへの防御に使えます。
赤外線誘導型のミサイルならば、赤外線レーザーを使えばその誘導装置を破壊、ないし狂わす程度は容易にできるはずです。
対象を焼損させるほどの出力はありませんが、赤外線レーザーを使ったミサイル妨害装置はすでに実用化されています。
同様にハイパワーマイクロ波は、レーダー誘導型のミサイルの電子機器を破壊するのに最適です。

 現代の空対空ミサイルは非常に高性能であり、撃たれた側はほぼ撃墜されます。
しかし将来、指向性エネルギー兵器を使ったミサイル防御が当たり前になると、そうしたミサイルの優位性は減じられるかもしれません。
フォト
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ボーイング747に超大型の酸素ヨウ素化学レーザー(COIL)を搭載した試験機YAL-1(画像出典:アメリカ空軍)。

 なおアメリカは2009年、ボーイング747に超大型の酸素ヨウ素化学レーザー(COIL)を搭載した試験機YAL-1「エアボーン・レーザー」によって、弾道ミサイル迎撃実験を成功裏に行っています。
COILはメガワットクラスの超高出力赤外線レーザーで、数百kmの射程を有しました。

 この「空中戦艦」とも形容される恐るべきYAL-1。空対空戦闘を想定した研究も行われましたが、残念ながら予算などの問題によって実用化されることはありませんでした。




元記事
https://trafficnews.jp/post/40838/2#
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