映画『ロスト・バケーション』

2016年のアメリカ映画、
ジャウム・コレット・セラ監督作品、
「ロスト・バケーション」を観ました。

あの「ジョーズ」以来の、
良質なサメの映画。
ハラハラドキドキを、
存分に楽しめました。

医学生の女性が、
秘密のビーチをサーフィンを楽しむも、
巨大な人喰いサメに襲われ…
ってお話。

まず、ビーチが美しい。
透き通る青の海と、
広がる緑の大自然。
観てるだけで、
ちょっとした旅行気分です。

で、やっぱりサメは突然に、です。
姿が見えない、背びれだけ。
恐怖を煽ります。

この映画の原題は「The Shallows」。
浅瀬という意味。
ビーチがすぐそこに見えるのに、
そこに行けない。

このもどかしさ。
観客の感情を揺さぶります。

でも、女性はひとりで戦います。
医学生、頭がいい。
その頭脳を駆使しして、
助かる術を見つけていきます。
そして…。

「ジョーズ」以来、
サメの映画はたくさんありますけど、
どれもこれもいわゆるB級。

観てるだけで、
ふにゃふにゃになりそうなもの多し。

その点、この映画は、
「ジョーズ」とは違う角度で、
ドキドキ感を味わせてくれるので、
良質なサメ映画だなって、
感じました。

で、主演を演じた、
ブレイク・ライブリーが美しい。
その美しさに対する、
ドキドキ感も加味されたのかな、
それほどの美しさです。

原題が「The Shallows」なのに、
邦題を「ロスト・バケーション」にした、
そのセンスにも脱帽です。

綺麗な海を見て夏を感じながら、
ちょっとドキドキしたいとき、
オススメかと。