中学2年生の思い出
一人のクラスメイトの男子の呼び掛けで、、このクラスで一番ぶさいくだと思う女子の投票をしようということになった。
今の時代だと問題になることかもしれないね。
当然投票は男子の中だけで行われるものだった。
正直なところ僕はかなり近づかなければ人の顔なんてはっきり見えない。
そんな至近距離で女子の顔を覗き込めるほどの度胸もない。
何人かの女子の顔は知っているものの、誰が地番ぶさいくだなんて判断もつかない。
結局周囲の男子の意見を聞きながら一人の女子の名前を挙げたと思う。 ←おまえも参加したんかい!?
結果的にその女子に票が集中し、呼び掛けたやつが結果を発表。
当然女子たちからかなりの非難が飛んだが、それだけですまない。
今度は女子によるぶさいくな男子の投票がなされた。
自分に自信のない僕はちょっとひやりとする。
でも、結局はぶさいくな女子投票を呼び掛けたその男子に票が集中して終わった。
密かに胸をなでおろす。
そのぶさいくとされた女子の顔さえ僕にはよく見えなかった。いやあ、見づらいだけで見にくいとは表現できませんよ〜。
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