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2023年08月07日21:16

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結婚式の司会をしていた時のこと

マイミクさんのリクエストがありましたので司会カラオケの仕事をしていた時のことを書こうと思います。
司会は、若い頃に十数年やっておりました。結婚式だけでも4百組以上はお世話をしたと思います。その他には、新年会や忘年会、お祭りや、古希喜寿などのお祝い、自衛隊さんの退官壮行会など。

当時結婚式は、近所のおじさんおばさんまで呼ぶという時代でしたので、会場は200人前後が普通でした。私自身の時も240人くらい出席して頂きました。北海道は今もそうですが、会費制と招待制があります。会費制は発起人が主催で新郎新婦やご両親はお客様になり、会費だけ払ってご祝儀ドル袋は包みません。招待制になると、新郎新婦やご両親が皆様をご招待するという形になります。ですので、会費制か招待制かによって、司会者は言葉遣いも変わってきます。堅苦しい話はこれで終わりにしますね。

私が所属していた事務所では会費制の場合、開始する1時間前に打合せをすることになっていました。ですので、当日の1時間前にならないと年齢もプロフィールも何もわからずに仕事に向かいます。でもこのお2人の場合はあまりにも特殊なので事前にホテルホテルから連絡を頂いていました。新婦のお母さんが事故で亡くなってまだ49日も経っていないとのこと。そしてお父さんも急に病気で亡くなり、結婚式の前日がお通夜だったのです。親戚の方々も大変だったと思いますが、周りの後押しもあり結婚式は進めることになりました。新婦さんの顔は、喜びに満ちた表情のはずが本当に苦しそうなお顔だったのを覚えています。きっとご両親は、席に着いて喜んでいらっしゃるのではないでしょうか等と話した記憶があります。

ある時、新婦さんが新郎さんに、「どうしてこんなに女の子乙女座が来ているの。どういう関係なの衝撃」と怒りまくっている姿を見たことがありました。新郎さんはペコペコと頭を下げているだけで理由は話していませんでした。あの後どうなったのかはわかりません冷や汗

またある時は、カメラマンカメラが写真撮影の時、「お嫁さん、新郎さんの方に少し首を傾けて頂けますか」と言いました。その時は和装だったのですが傾けた瞬間、カツラが脱げて新郎さんの手の中に入りました。皆笑っていましたが、私は入場の時間が迫っていたので焦りました。必ず時間までには入口まで連れてきて下さいと告げて何とか間に合ってホッとしました。

宴会中のこと、新郎さんが飲み過ぎて、お漏らしをしたことがありました。靴の中からグチャグチャと水分トイレの音が鳴っていたらしく、周りには気づかれてしまいました。私は、新郎さんの歩き方がおかしいのでどうしたのかと思っていましたが、後で聞いてびっくりしましたあせあせ(飛び散る汗)

このお話で最後にします。新郎新婦さんのご両親から、お礼と称してお金の入った封筒を頂くことがありました。若かった私は、丁重にお礼は言ってましたが、「ラッキ〜♪」と思い心ではウキウキハートでした。
私の子供双子座が小さい頃には両親に面倒を見て貰っていたので、それを両親にそのまま渡すこともありました。年配の方に、「面倒見て貰ってお礼してる?たまにはお金も渡すと良いよ。」なんて、教えて下さったんです。当時はお金ドル袋なんて・・と思っていましたが、今考えるとそれで良かったんですねわーい(嬉しい顔)

長々と失礼しました。
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