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2023年07月21日22:29

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タツノコプロ設立者・九里一平が死去 マンガ家やアニメーターとして活躍

タツノコプロ設立者・九里一平が死去 マンガ家やアニメーターとして活躍
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=7494967

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九里一平が7月1日に死去したことが、タツノコプロの公式サイトで発表された。83歳だった。

【写真】2016年の九里一平。

葬儀は7月10日に近親者のみで執り行われた。公式サイトでは「ご厚志については固くご辞退申し上げます」と綴られている。

九里一平は1959年にマンガ家としてデビュー。「マッハ三四郎」「弾丸児」などの作品を発表し、特撮作品「海底人8823」「アラーの使者」のコミカライズを手がけた。また吉田竜夫らとタツノコプロを設立し、「タイムボカン」シリーズや「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」ほか多くのアニメでプロデューサー、キャラクターデザイン、監督などを担当。2016年にはアニメーター活動55周年を記念し、イラストや未発表作品集、自伝などをまとめた「九里一平 PAST & FUTURE」が刊行された。
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https://www.facebook.com/atelier.ippei.sya

数々のコレクションを見るにつけ、日本のアニメータは浮世絵師たちから連綿と続く日本の大河の一滴だという感じを強くする。江戸時代にもしアニメーションがあれば、どれだけの浮世絵師たちが参加しただろうかと想像してみる。

竜の子の作品群は、テッカマンの最終話が印象深く、印象に残っている。日本アニメ史上、屈指の最終話のひとつだと思うが、打ち切りとは知らなかった。人気は徒花であるが、それが逆に作品に厚みを持たせる事もある。

竜の子の特徴のひとつは四角い目ときりっとしたまつげだと思う。大人びた感じがするのは、それ以前の主人公たちが15歳以下程度と比べても、年齢設定が18にまで上げられていた事だと思う。しかしガッチャマンにしろ、キャシャーンにしろ設定年齢が10代だとしても作品を作っていたひとたちの感じは20代から30代を想定していたのではないかとさえ思う。

タイムボカンやミラクル大作戦なども子供が主人公でも一目でタツノコらしい感じがする。この個性の宿り方は素晴らしいアイデンティティだと思う。

それでも当時に個人的な感覚ではタツノコアニメは主流ではなかった感じがある。それは日本主流という感じではない事とも一致する。幾つかの作品はもろにアメリカという感じがするが、どの作品にもそういう雰囲気がある。異質という感じがタツノコの強みとさえ思う。コカ・コーラでもなくペプシコーラでもなくドクターペッパーという感じか。

メカニックの美しさも独特な感じがあった。主流を宇宙戦艦ヤマト(松本零士等)とした場合に、艦船から出発しないデザイン性には強い説得力があった。中村光毅、大河原邦男など、個人の作家性よりもスタジオの集団力というイメージがある。これは多分に原作の有無なのだろうと思われる。

今のアニメーションにはオリジナル性を捨てざる得ないような流れがある。原作付き、地名度がある、新作であっても過去作品のシリーズもの、これは過去の遺産で食っているという意味でもあるし、もう大胆な勝負をするだけの体力が残っていないという感じでもある。またそういう勝負は個人レベルでしか行えないほどに肥大化してしまった感じもある。

という事は個人の作家性が再び興隆する時代がまた来るのであろう。それがどの業界でどのような媒体でかは分からないが。

ガッツ乱平(百里あきら)を思い出だす。九鬼という名前のためだろうか?

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