先日おまゆうちゃんのピクミン1プレイ配信で、最後に脱出に失敗し命を落としたオリマーが最後にピクミンになるって場面。
「微笑ましいかわいいピクミンになってみんなとまた一緒に暮らせるのね」
ってもんの凄いポジティブな感情だったんだけど、コメ欄の皆さんみんな怖い怖いって。ホラーじゃんこれって。
???
昔からなんだけど、ホラーってひとっつもわからん人眼なんだ。どうやらその辺の感情がおかしいっぽい。
まず、洋物のホラーコンテンツ。
グロくて気持ち悪いだけ。
怖いと言う感情が一切わかない。
そして日本のホラーコンテンツ。
湿気が多くて気持ち悪いだけ。
怖いという感情が一切わかない。
みんな、気持ち悪い=怖いなのかな。俺にとって気持ち悪いはそのままの意味で不快なだけでして。そして、ホラーとしての知識が皆無だからああいったゲームでもみんなのような「ホラー解釈」ができない。そう言う脳みそを持っていないんだ。
一番ひどいのは夜勤なんちゃらってシリーズ。
あのシリーズって基本的に「仕事中もしくは仕事に行くまでに恐ろしいが起きる」ってのがお決まりなんだけど、仕込んである不気味要素やビックリ要素には関心が行かず、そのホラー要素に邪魔をされてなかなか進まないその仕事の方が気になってイライラするんだw。まずは仕事をきっちり終わらせてくれ。怖いのはその次だ。
そしてもう一つ厄介なことに、製作者目線でそのコンテンツを見てしまう。特殊メークやモンスターを動かしている仕組み、SFX技術ばかりに目を取られてドラマの内容が一切入ってこない。
これってホラーじゃなくて普通のドラマでもそうでして、例えば船越英一郎が崖の上で犯人に行動を思いとどまるよう説得するって場面。普通だったらそのドラマのクライマックスに感情移入する所なんだろうけど、私の場合、本来なら青空を背にガンマ補正が効かず真っ黒に潰れてしまう人物がくっきりと画面に映っていることから、これレフ版どんだけの使ってんのかな、照明か?カメラさんその絞りの調整難しいんだろうな、とかそんなことを考えちゃって台詞がもう頭に入ってこない。
時代劇なんかでもそう。この時代、本来なら夜は月明りか蝋燭やせめて行灯の明かりだけで、あんな角度から光がこの人物に当たる訳ないのにな、でも当たらんことには俳優さんの顔が見えない。むしろそんな状況を演出に変えるこのライティングすげぇな、とか。もちろんそこで内容は飛んでる。
前回の日記で「物事を俯瞰に見ろ!」なんてドヤってたけど、もうね、俯瞰どころか裏側しか見ないからそもそもそのコンテンツの楽しみ方を忘れてしまっているという。
そこで、ホラー的な怖いの感情がすっぽり抜け落ちていて、みんな幸せになるファンタジーアニメばかり見ていたから脳みそがファンタジー。すべて「めでたし、めでたし、」の解釈しかできんカタワな脳みそになっちまったんですよ。
なんか、えらく損をしていると思う。
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