父が先日亡くなりました。
告別式はほぼ身内のみ。
趣味の多かった父は交友関係も広かったですが、相手方も高齢になり出てこられなかったり、電話番号の書かれた紙があまり見あたらなかったのもあります。
後日、喪中のハガキで知らせるのが大半になります。
今年4月初めに肺炎治療のため入院。
下旬には人工呼吸器をつけ、その後すぐに気管切開からの人工呼吸器になり、面会での反応は一切なくなりました。
弱ってるけど呼吸のリズムはしっかりしてるし…とポジティブな考えでいたんですが、心停止してすぐ駆けつけた姿をみて、呼吸のリズムは人工呼吸器によるものだと思い知らされました。
母が20分あとから来るまで医師の診断は少し先延ばしだったんですが、この人工呼吸器はもう止めてほしい、そう思いました。
心停止して時間も経ち、医師の診断(目の光の反応を確認する)まで待たなくとも判ります。
死亡診断後ようやく人工呼吸器は止まりました。
心不全でした。
2017年の夏までは庭に田んぼを作るくらい活動的な人で、油絵・植物・音楽や歌舞伎観賞・ものづくりなどのDIY、とにかく趣味が多かったです。
2016年頃から転倒することがあり、気になっていたところ、2017年秋に駅前で転倒し救急車で病院に運ばれました。
脳の異常やパーキンソン病など検査しましたが、確証は得られず。
その後は家での転倒回数が増え、怪我をして救急車の世話になることが増えました。
2021年秋、リハビリ入院から退院してからは車椅子生活になりました。
この頃はもう言葉もハッキリ聞き取れなくなっていました。
デイサービスに行くようになり、母の介護の負担は少し減ったと思います。
それでも2022年後半からは本当に大変で、母も僕も疲れていたと思います。
ショートステイや老人ホームの入居を探していたところ、父の状態が悪いときがあり、そうなるとデイサービスから早退する日も増えました。
ケアマネの判断で入院したときは肺炎、誤嚥の恐れと血圧低下がありました。
次第に覚悟はしていましたが、まだ父は78歳。
やりたいことは、まだたくさんあったはず。
厳しいけど、モラルをもった素敵な父でした。
母は72歳ですが、僕が支えていかねばと思います。
千葉にいる兄はあまり頼りにならないので。
僕自身も無理しないように、何事も休み休みやっていきます。
家族が亡くなるとやらなきゃいけない事ってたくさんありますね。
暑さに気をつけて作業していきます。
mixiで介護の愚痴をよく書いていましたが、書くことでスッキリしていたこともあります。
その点はご了承ください。
皆様もお体には気をつけてください。
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