中国の「台湾進攻」と言えば戦闘機や爆撃機が襲い掛かってきて、ミサイルをバンバン打ち込んでくるイメージかもしれませんが、この度広東省から漏れてきた「台湾進攻計画」情報によれば、もっと幅広い泥臭い戦法も準備されているようです。そこで出てきたのは、習近平主席の「戦争に備えよ」の指示に従って、今行われているのは「ROーRO船の改修」なのだそうで、現地広東省では「珠江デルタ」などが広がり、わたる橋が少ないことから「ROーRO船」という「現代版渡し船」が活躍しており、それを使って大量の兵員や食料、トラック、武器等を台湾に送ろうとしているといいます。
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これは一見「丸腰」に見えて、撃沈しにくいですね。現代の「サンフラワー」や「日本海フェリー」のように大型で客室が付いているのではなく、昔からある本土と島の間をつなぐ「フェリー」のように、トラックも乗用車も載せて、通勤客や学生を載せて行き来するヤツにクレーンをつけて荷物を引き上げるような改造をしようとしているようです。これでいざというときにコンテナで武器、弾薬、食料を積み込み、トラックを積んで押しかければ上陸できる。台湾につけば、岸壁でも浅瀬でも板を渡して一斉に上陸する算段だといいます。
現在準備中のROーRO船は約300隻以上あり、これであれば戦車やヘリコブターなども積載可能だと言われています。広東省には多数のRO-RO船があるために、メンテナンスの工場があり、現在改造中だと言われています。今言われているのは超限戦のような小規模な戦いから順次拡大していく予定で、実際には南部戦区や東部戦は装備も不十分で、、戦闘能力も弱く、最初は南部と東部の部隊が小規模で戦い、その間中部や北部の戦区から1〜2か月かけて移動させて大規模攻撃に移る計画になっているといいます。当然のことながら西部戦区はチベット、ウイグル地域の反乱の危険性から、台湾進攻に参戦できません。
しかしながら、中国の一般市民は、中国共産党から初めに自由を奪われ、コロナで手持ちの金を奪われて、今度は命を奪われようとしていますから、もう最後の抵抗をするしかありません。ということで、軍隊が台湾に移動してしまえば市民は反乱を起こしやすくなるわけで、国民感情としては「もうこれ以上我慢して、共産党のために死にたくない。どうせ死ぬなら誇りと尊厳をもって死にたい」という声が上がっています。そのために、習近平政権は両面の戦いを強いられることになり、長期戦はできません。現在穀物市場では中国が食料を異常に大量に買い付けていると言われています。
このためにブリンケン国務長官が訪中して「ホットライン」の設定を進めようとしましたが、「外交ホットライン」は繋ぐことに成功しましたが、「軍事ホットライン」だけは頑として拒否されました。もう日米韓は「台湾有事」に備えて方がいいのではないかと思います。
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