政治家の重要視される能力とは？

■自民、比例で女性積極擁立へ＝今後１０年で３０％目標
(時事通信社 - 06月19日 21:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7456854

『能力で選ぶべき』これは最もな話だけど、それでは政治家の能力って何が重要だと思いますか？
「国民のために働ける、国民のためになる法案を出す人」これはまぁ理想ですが、A社とB社と言う競合他社がいる時にA社とB社どちらも満足してくれるような法律は作れない。
どっちかが得する法律を作ると、どっちかが損をする。

もっとわかりやすく言えば、右派と左派どっちも納得する法案なんて作れないよねｗ
右派、左派と言う論点を横に置いたとしても、ここはお分かりいただけるかと思います。

では、政治家の重要視される能力とは何か。

答えは簡単。「集票力」と「財力」ですよ。
財力があれば、選挙にガンガンお金を掛けられる。
大量のポスターや看板を作ってあちこちに貼りだしたり、演説会などのイベントが出来る。
選挙カーを用意したり、ウグイス嬢を雇ったり、人の手配が出来る。
そして、それが集票力に繋がる。

どんなに良い信念を持っていても500票しか取れない候補者より、内心は適当でも10000票取れる候補者の方が強い。
残念ながら政治の世界ってのはそういうものです。
自分の目で見て来たからね。

そして、票の集めやすさは今のご時世、男性よりも女性の方が。
そして年配よりも若い方が票が集まりやすいと言う特徴もある。

例えば、若い男性候補者が「男性のために、家庭のために稼いでいる世の中のお父さんのための国づくりをします！」と言っても票は集まりにくいだろうけど。
若い女性候補者が「女性のために、家庭を守って子供を育てているお母さんのための国づくりをします！」と言ったら票が集まりやすいからね。

右派、左派と言う枠組みを横に置いたら、分かりやすい内容ではあるよね。
自民党はそこに目を置いて、票が取りやすい方向に舵を切っていると考えるのが自然でしょう。