mixiユーザー(id:65260562)

2023年06月14日09:36

42 view

性自認 ⇒ ジェンダーアイデンティティ

元々は、ジェンダー・アイデンティティーという言葉の日本語訳が、性同一性だったそうです。
それを今度は、性自認の言い換えに使うわけです。

ジェンダー・アイデンティティーの解説を読むと、アイデンティティーという意味合いは含まれない物の、性自認と言う意訳に用いられる。と書かれています。

即ち、性自認=ジェンダー・アイデンティティーではないようなんですよね。
ですが、国会で、この誤った認識で言葉を言い換える事が法案として通ったという事なんですよ。
笑うしかありませんよね。
他に、どの様な事がどの様に歪められているのか、興味が尽きません。

ジェンダーは、単に性別を意味する事もありますが、主に「社会的意味合いから見た、男女の性区別」として使われています。
こちらが一般的な使われ方なんですよね。
アイデンティティーとは、「自我同一性」と訳され、「これこそが自分自身である」といった実感を示す言葉だそうです。

本来の英語の意味があるにも関わらず、和製英語訳的な使われ方をするわけですよ。
その結果、この言葉を軸に、LGBTに関する事柄が歪められていく事になるのでしょうかね。そもそも、ジェンダー・アイデンティティーが、結果的に、「性同一性」という意味として使われるには、それ相応の背景があるわけですよね。

社会的意味合いから見た、男女の性区別 + 自我同一性

という言葉なわけですよ。国会でのニュアンスは、自己の性のルーツでは無いかと思うのですが、本来ジェンダー・アイデンティティーは全く異なるニュアンスだと思うんですけどね?

ジェンダーを使う際、単に性別を意味する場合でも、社会的背景が伴うんですよね。
ですから、ジェンダー・アイデンティティーが持つニュアンスは、

自己認識の性における社会的役割

という事になるのではありませんかね?
となれば、単なる性自認という言葉から大きくかけ離れたニュアンスなんですよね。

ジェンダーレスを掲げるのであれば、この言葉の選択は、そのジェンダーレスから大きく逸脱する事になるわけですよね。
性別由来の社会的役割を無くしましょう!という話から、自己認識の性における社会的な役割を求めましょう。という話になるわけですよ。

LGBTへの理解を深めるのは必要な事だと思いますが、その方向を誤ると、むしろ、性別における社会的役割を強めてしまうと思うんですよね。
彼ら彼女らこそが、ジェンダーフリーの立ち位置に居るわけですよ?
逆に、彼ら彼女らが、自己認識の性に求められる社会的な行動を取るという事は、より強力に男性らしさ、女性らしさを前面に出すという事に他ならないわけですよ。

女性だから、化粧をしなければならないと言う押し付けは不当だ!

と言う女性団体が声を上げる中、化粧をしたらクビになったと訴えるTの方が居るわけです。
女性だからと言って、化粧をしなくても良いんですよと言っているにも関わらず、しなくても良い化粧をする心理って?と言う話ですよね。
自宅では、旦那や息子が座りションを強要されている中、立ちションに拘るTの方も居るわけですよね。
約半数の男性が、家では座って小便をさせられているわけですよ?
なら、個室ですれば良いでしょう。

多分、性的マイノリティーの方々の理解を深めなければならないのは、当人達なのではありませんかね?

男性ならこうすべき、女性ならこうすべきという固定概念に縛られ、それ故に、軋轢を生む言動を取ってしまっている面もあるのではありませんか?

某所の書き込みを見ていると、フラれた原因が同性だからだと嘆く書き込みや、それに対して差別的な行為と非難する書き込みを見かけました。
同性云々とか差別どうたら以前の話として、告白された相手だって、好みがあるわけですよね。

巨乳好き、貧乳好き、デブ専、B専など、様々あるわけですが、そこに、女性に限るという文言が入ると差別になるのですかね?

LGBTへの理解を求めるのは自由ですが、どう接するのかは、個々の自由なのではありませんか?

少数派への配慮の為、トイレの増設をしました。

と言う話になった場合、何個トイレを増設するのが正解なのですか?
トランス男性とトランス女性は、同じトイレで良いのですか?
彼ら彼女らは、男性であり女性なんですよ。
それぞれが、それぞれの体の性に合わせたトイレに入るのは抵抗があり、自認性別のトイレに入れば批判されるわけですよね。
それを一つのトイレに押し込むのは、理解のある行為なのですか?
トイレの問題に関しては、LGBは無関係ですよね。
彼ら彼女らの性自認は、体と一致しているわけで、異なるのは性的指向なのですから。

そういう観点に立てば、Lが女子更衣室を使うのは、問題が無いのですが?
Gが男湯に入るのは、問題が無いのでしょうか?

理解を求め行動を考えるのは、その他大勢ではなく、むしろ、性的少数派の方々なのではありませんかね。

時代は、ジェンダーレスに向かっているわけです。
社会的役割で、その性別でしかできない事以外、求めるのを止めようと言う方向に向かっているわけですよ。
そういう時代において、LGBTという区分けに意味があるのですかね?
自分が求める性別以外の性の人に言い寄られると気持ちが悪いと感じるのは、皆一緒なわけですよね。

そこを理解するだけで済む話なのではありませんかね?

公の場では、体の性に合わせた行動を取る。

これだけで済む話ですよね。

一体、何をどうする法案なのでしょうかね。




■LGBT法案が衆院通過=与党、16日成立目指す
(時事通信社 - 06月13日 14:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7448626

 LGBTなど性的少数者への理解増進法案は13日の衆院本会議で採決され、与党修正案が自民、公明、日本維新の会、国民民主4党などの賛成多数で可決された。立憲民主党や共産党が共同提出した案は否決された。与党は16日成立を目指す。

 議員立法は全会一致が原則とされ、賛否が割れたまま採決されるのは異例だ。法整備を求める市民団体などが「当事者に寄り添う内容になっていない」と批判を強める中で衆院を通過した。

 自民からは保守派の杉田水脈氏らが体調不良などを理由に本会議を欠席。高鳥修一氏が採決前に退席した。与党は15日の参院内閣委員会、16日の参院本会議で採決したい考え。立民は抵抗を強める構えだ。

 性的少数者への理解増進に向け、超党派の議員連盟が2021年に法案をまとめた。今国会には、議連案を修正した与党案と維新・国民案、踏襲した立民・共産・社民案の3案が提出された。与党は9日の衆院内閣委での採決直前に維新・国民案をほぼ丸のみする形での与党案修正で両党と合意した。

 修正案は政府に行動計画策定を義務付ける点は議連案と共通するものの、保守派に配慮して議連案の「性自認」の表現を英訳の「ジェンダーアイデンティティ」に変更。国・地方自治体の施策から「民間の団体等の自発的な活動の促進」を削除し、学校での啓発活動に「家庭および地域住民その他の関係者の協力を得つつ」との条件を付けた。




 女性の安全が脅かされるとの一部の主張を踏まえ「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」との条文を追加し、政府に法律の運用指針の策定も求めた。 

LGBTなど性的少数者への理解増進法案の採決を欠席した自民党の杉田水脈氏の氏名標=13日午後、国会内
LGBTなど性的少数者への理解増進法案の採決を欠席した自民党の杉田水脈氏の氏名標=13日午後、国会内


衆院本会議で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案に賛成する岸田文雄首相(右から2人目)ら=13日午後、国会内
衆院本会議で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案に賛成する岸田文雄首相(右から2人目)ら=13日午後、国会内
1 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する