mixiユーザー(id:4683573)

2023年06月02日20:26

119 view

Waking the King

気がつけば水も無ければ祝日も無い6月に入りましたが、
今回はそんな6月に入る直前の5月27日土曜日のお話。

この日は「日本海海戦記念式典/海軍記念日」。
1905年のこの日、日本海海戦で日本海軍がバルチック艦隊に勝利した日だそうで、
戦にあたって時の連合艦隊司令長官の東郷平八郎さんは「各員一層奮励努力セヨ」と
船舶旗旒信号でZを表す旗である「Z旗」を掲げたそうでございます。
以来、「最後の奮闘を期する」という場合に
「Z旗を掲げる」と言われるようになったそうで。

そんな日に高取ヒデアキさんが"Hard Boiled Brass Rock!"を掲げ結成されたバンド
Z旗/ZETKIの旗揚げ20周年記念ライブである
「ZETKI 20th anniversary Live」に行ってきました。

Z旗の皆さんが初めて路上ライブで旗揚げしたのが
20年前の2003年のちょうど5月27日。
そんな2003年のちょうど5月27日からかっちり20年後に
旗揚げ記念ライブが開催されました。
やはり旗揚げも海軍記念日というのを意識されていたのかしら。

我々が最初に拝見したのはおそらくAJFかしら。
魂ライブや水木さんのライブでのサポートはもちろん、
立川の路上や英雄祭、O-WESTや川越、横田基地内でのライブ、
「ゆかいな仲間たち」で休憩前に009の格好でアコギオールナイトの眠気を
ブラスサウンドで吹っ飛ばしたりと方々でご活躍されているお姿を
陰ながら拝見していた皆さんも20周年。おめでとうございます。

今回は20周年記念という事で高取さんの代表作であり、Z旗結成のきっかけとなった
特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」主演をされていた
塩谷瞬さん、長澤奈央さん、山本康平さんゲスト出演。
更にZ旗のオリジナルヒーローZ機・ロイドとヒロインロレッタ嬢もお祝いにご登場。

ニチアサ前の月さえ掴めそうな夜に行われた"ゼットキハタチノライヴショウ"が
どんな感じかはシュシュっと電光石火でキレッキレに下のリンクによろしくどうぞ。

https://tekkoutetu.wixsite.com/tekkoutetu/r-585

ここだけ補足。

・会場がある横浜も会場のブロンテは初めて行く場所で土地勘もないもんで
事前に行く道をめっちゃ調べてシミュレーションもする。

・幸い会場までの道を記している一般の方のサイトがあるので参考にいざ。
サイトでは最寄駅から一本道のはずが、行き止まり。焦る。工事中だったのね。

・会場がある建物も工事中で入る道がよくわからないので
同じ建物にあるまいばすけっとを通り抜ける。横に道があったのね。

・物販にいた金髪の青年はジュニアさんかしら。

・会場のブロンテは初めて行く場所で久々の席なしのスタンディングだもんで
事前にポジションをめっちゃ調べてシミュレーションもする。

・ライブ開始。メンバーの皆さんお一人ずつご登場。籠島さん意外と背が高い。

・小岩のライブハウスだとお席には全員のお姿が見られなかったのですが、
今回はステージも広めでお座席ではないので皆さんの事がよく見える。

・一曲目は「Night fly」。オトナな幕開けも素敵。

・ステージの背面が一面LEDスクリーンだったのですが、PVや映像を流しつつ
曲ごとにメンバーの皆さんの楽曲へのコメントが書かれていたのも興味深く。

・不意打ち気味に「Sand Mission」がはじまってワァオってなる。

・ヒーローショー開始。吹き替えや効果音などで全員参加なのが素敵。

・生田目さんの男前声とおばんじょうちゃん声の使い分けが凄い。

・悪役ディザスター様の声を担当されたKenitoさん。
本当のヒーローショーばりの見事な演じっぷりに感嘆。

・toshiさんが次元、川瀬さんが五右エ門というのもハマり役。

・なんだかんだで尾崎さんがいい所を持っていかれるのも最高。

・「Waking the King」初披露。前奏のブラスが入ってくる所がたまらない。
これまでにないロボソン&これまでにない高取さんの歌いぶりにときめく。

・「ハリケンジャー」コーナー開始と共に「おや塩谷さんでなく姜さんがいらっしゃる」
「さては自分が発表を見間違えたのかしら」と思っていましたが、
まさかの塩谷さんカンヌから帰って来られずに、急遽で姜さんご参加とは。

・駆けつけられた姜さんと当日にメッセージを撮って送られた白川さんと
レッドのピンチに電光石火で駆けつけるゴウライジャーチームのなんと頼もしい事。

・Z旗さんの新曲は「キングオージャー」ガチコンペ提出曲を精製した「ニチアサ」。
ぱっと聞いた感じアレンジ的にZ旗の「ケセラセラ」に近く、
ジャクソン5の「I Want You Back」の流れな感じですが
なるほどあの陽気でファンキーな雰囲気は
これまでの戦隊ソングにはなかった要素なので
「キングオージャー」は音楽面でもこれまでと違うものにしたい
という意図が感じられました。たしかにエンディングっぽい感じの魅力。

・改めて高取さんのように「ハリケンジャー」以降20年、歌、作詞作曲いずれかで
ずっと戦隊に関わり続けていらっしゃる方って他にいないはず。さすが巨匠。

・そして高取さんの「エンディングなら行けそう」というのも頷けました。

・からの「ブリキの兵士」という温度差。岩船山繋がり的な。
素敵な日曜日から戦場の月曜日になる感じ。

・アンコールがライブでは外せない曲のメドレーというのもお珍し。
改めて高取さんのメロディメイクの幅広さに感服。
そりゃ戦隊もアイマスもプリキュアも作れちゃうワケで。

・ラストは思いを込めて「日々誕生」。「薔薇とダイヤ」「ブリキの兵士」と並んで
演奏陣の皆さんのパッションの振り切りがすごい。特に長右衛門さんがすごい。

・歌は歌われなかったものの「ブレイブだぜ!」「ワッショイ」を盛り込まれる高取さん素敵。

・最後に今回の出演者の皆さん全員で記念撮影。ロイド氏やロレッタ嬢はさておき、
ディザスター様が20周年記念タオルを首に巻かれていたのが可愛らしい。

・「ハリケンジャー」で日本全国を回った高取さんが人生最後のバンドを作りたいと
ご自身の「最後の奮闘を期する」べく結成されたZ旗も早くも20周年。
継続は力とはいったもので、この20年間で着実に楽曲を発表されながら
さまざまなイベントやライブに出られたりYouTubeでカバー曲を発表されつつ
誰かしらずっと戦隊シリーズに関わられているのは改めて凄いものだと実感しました。
20周年おめでとうございます今後も益々のご活躍を楽しみにしていまッショイ。

フォト

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する