カッコいい構図の画面、雰囲気のある建物、オシャレな音楽とザワっとくる効果音、エキセントリックなキャラ。これが、自分が「ドラマ岸辺露伴シリーズ」に求めていたものなんだと確認してしまった。映画にはこの「求めるのも」がてんこ盛りだった。
とはいえ、映画で一番美味しいところをさらっていったのは、若き日の露伴先生でもなく、通常運行の京香女史だった(^^;。通常運行の隙間から、じつはとてもスペックが高い(もっとも超人気漫画家の担当なのだから当然か)のにそれを感じさせない天然ぶりとか、人としての優しさとかが垣間見得て、ある意味主役(^^;
独立した映画としてのカタルシスはなかったけど、シリーズのファンなら十分楽しめるとおもう。
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