人為ミスに止まらず、本当に盗難事件の危険性は無いのか。

今、明らかになっているのはミスであり、言ってみれば「事故」だ。
しかし、アメリカで社会保障番号が不正に売買されたりID詐欺に使われたりしているように、今後はマイナンバーを巡る「事件」が明るみに出るのではないだろうか。
今回も大臣たちは「人為ミス」と言って逃げているが、マイナンバーの情報がハッキングされる以外に、閲覧可能な職員によって盗まれる危険性は皆無ではない。
昨年8月には尼崎市で全市民の個人情報が入ったUSBメモリーを持ち出した業者が一時紛失する事件が起きている。メモリー入りの鞄は紛失翌朝に「無事に発見された」ことになっているが、発見の経緯は不明瞭である。今月初めには釜石市の全市民の住民基本台帳データを元職員ら３人が業務外でやりとりしていたことが発覚した。
「マイナンバーは絶対に安全である」宣言と「原発は絶対に安全である」宣言は、どちらの方が信用できるのだろうか。

■マイナポイントを別人に誤付与、90自治体で113件判明　総務省
(朝日新聞デジタル - 05月25日 20:51)
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