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2023年04月18日15:08

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出世を諦めてはいけない

おそらく根本的な原因は
「時短勤務にすると昇進・出世できない」
「残業しない人よりもする人の方が頑張っている」
っていう社会的な風習や思い込みでしょう。
当時の私は一応西日本エリアのトップ管理職だったので
「上級管理職でも時短勤務にする」
ってのは管轄下では割と普通でした。
が、私の管轄ではない東日本エリアなどは全く逆で
時短勤務なら正社員からアルバイトに雇用形態を変えて時給で・・・とか
残業できない人は昇格推薦状を出さない・・・とか
結構ありましたね。
基本的に昇進する人ってプライベートを犠牲にしてでも仕事に打ち込んできたっていう
自負がある人が多いので部下にも同様の事を求めるんですよ。
私の場合は全く逆で、自分が嫌だなと思った部分は
出世して変えてやろうと思ってたんですよね。
当然価値観は様々なので共感する人もいれば、反対に
社畜のように仕事する事が評価されないのはおかしいと言う人もいました。

問題提起のようにこういった記事は定期的に出てきますが、
一番重要な事ってルールや社内常識を変えたいのなら
誰かが出世して上の位置から変える努力をしなきゃならないんですよ。
実際にこれをやってみた感想としては物凄く大変。
社員が少ないうちはまだよかったんですが、200人以上にもなってくると
私の考え方や価値観が歪んで伝わる事が多くなった。
文句を言われないように実績はしっかり出していたのですが、
反面管轄外の人との接点が少なくなった為か
「仕事を頑張っている人を否定している」
みたいに思われてる事もあったんですよね。
知らんうちに余計な敵を増やすというか・・・。
こっちとしては仕事を第一に考える人を否定するつもりは全くなく、
単純に「両立できる方が良いよね」なんですがw。

いずれにしても平社員がいくら理想論を言っても変わらないし
誰も認めてくれないので出世を諦めちゃダメって事です。
それでもどうしても無理なら、価値観の近い上司や同僚を出世させる。
仕事しかできない人ばかりが上にいるうちは
何も変わらないけど、仕事もできない人は上にいけませんしね。





■「注目されぬ」男性の時短勤務 育休と別種の大変さ、諦めたキャリア
(朝日新聞デジタル - 04月17日 06:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7378001
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