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2023年04月17日10:16

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昨日のステージ

某クラブのパーティーのアトラクションとして演奏する機会が得られた。場所は日立市内のホテルのホールでした。少なくとも100人以上はいたパーティー、こんなに大勢の前での演奏は久しぶりでした。

当日の昼前に現地集合、借り物の台車で機材をホールまで搬入、すぐさまセッティングをして、そのままサウンドチェック。初めての場所での音決めはなかなかシビアで出音のバランス取りに苦労した。特にドラムの音が生音にも関わらずうるさいと指摘された。しかし、割と大きめなホールには我々バンドメンバーとスタッフが数人足らず。今、音が大きくても本番で100人以上入れば音響は全く変わってしまうのは明らかだ。

このような多目的ホールではそこら辺をある程度予測しながら大まかな音決めをしなきゃいけないのだが、これは場数こなさないと難しい。

昼過ぎ、どうにかチェックを済ませ、昼飯を食う。某クラブの粋な計らいでそのホテルのランチバイキングで食事をさせてもらった。ガッツリ行きたいところだが、そこはアラ60thなバンド一行様、そんなに食えるはずもなく、意外と上品なランチタイムだった。

昼食を終えると、すぐさまリハスタに移動。今回は時間的にいつものスタジオへの移動が厳しかったので、僕が月いちでセッションしているお店に話をつけて2時間ほど貸し切りをさせてもらった。ホテルからそのお店まで車で10分とかからない距離、本当に助かる。そのお店のオーナーさん、スタッフさんに感謝です🥲しかも、ほぼスタジオリハと変わらないプライス!ありがたいです!先ほどの音響のフラストレーションを払拭するかのように、いつもの耳慣れた環境で気持ちよくリハができたのは、精神衛生的にとても良かった。

夕方4時過ぎにホテルへ戻り、控え室で待機。ランチバイキングで昼飯を食べさせてもらって、更にバンド専用の立派な控え室。罰当たりなくらいに贅沢なおもてなしだぜ、チキショ〜(^^)
さぁ、本番まであと少し…

いよいよ本番!お客さんはすでに好い感じに乱れている、あっ、好い感じに酔っ払っているという意味です♪ みんなは緊張するなんて言ってたけど、僕はわりとリラックスしてた。一曲目のカウントをかましてシンバル一発!やっぱり音鳴りがサウンドチェック時と違う。2曲目に突入、今度はタムの音がまったく鳴ってない。僕は本番前にタムとスネアにティッシュミュートをかましていた。スネアは問題なかったがタムのミュートは失敗だった。数曲終えてMCのタイミングでタムのミュートは外してしまった。

そして、お客さんの表情を伺いつつ演奏をしていると、真ん中あたりのテーブルのあるお客さんが耳を塞いでいる仕草を発見しちまった、アチャ〜…。でも、ドラムだけが音を出している訳じゃなし、もうここまできたらそんなことは気にせず、いつも通りにやっちまおう(^^)完全に開き直って演奏した。MCの合間に、知らないお爺ちゃんがコップにビールを注ぎ僕に差し出しながら、

あんたら、本当にアマチュアけ?演奏上手いねぇ!なんて声を掛けられた。

しがないアマチュアっすよぉ〜。と、僕。とても嬉しいけどわーい(嬉しい顔)演奏中は勘弁して(^^)

こういう場でのノリは圧倒的に女性陣が良い。演奏中、終始踊っていたラテン系の日本女史、そうなるとこっちも盛り上がってくる!あと、演奏中にステージ横ではいきなりお客さん多数での記念写真の撮り合いが始まった。とにかく、ちょっとしたカオスな状況と化す会場。左側のテーブルのお客さんは演奏に合わせて歌っていたし、このリラックスした状況でここぞとばかりにお偉いさんに酒を注ぎにいく若手の方、興味のないお客さんはさっさと会場外に出て行ったし…

まぁ、とにかく様々な人間模様を眺めながらの演奏でした。無事にどうにか演奏を終え会場を出る時、知らないお客さんから、名刺ねえけ?なんて声を掛けられた。見るからに僕よか上の世代、やっぱりメアドとかLINEではなく名刺なんですネ(^^)

ただ、普段はしがないイチ労働者な自分たち。そんな存在でも他人様に喜んでもらえて嬉しいです。久しぶりに人生の大きなオマケを堪能させて頂きました。音楽に、メンバーに、お客さんに感謝です、ありがとうございました顔(笑)

だから、音楽はやめられない…

はい、おしまいです♪


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