わざわざ映画「」ってしたのは、どうやら原作とは趣が違うらしいからだ。
で、映画の感想
……軽っ
主人公が病気なんだけど病気の大変さがあんまり伝わってこない。
小学生がお医者さんごっこをするときのように美しく倒れたり、あえぐように息が切れたりする。別にそれは俳優さんの演技力とは関係なくて、この物語は病気を描きたいんじゃなくてあくまで儚くも永久のカナシな恋愛物語を描きたいんだろうなと思った。
一般レビューが「号泣しました!」「生きるってことを考えさせられました!」のオンパレードだったのにはびっくりした(そして評価も高かった)。
これだったら「タイヨウのうた」のほうが恋愛と闘病と生死のバランスがよかったなぁ。ドラマでも映画でも。
泣くんだったら「1リットルの涙」のほうが泣けたなぁ。
(その両方で主人公を演じたた沢尻エリカさん、ひととなりは存じ上げませんがすごい役者さんだと思う。)
ちなみに映画「ファーザー」も観たんだけどなんつーか、これはもう(以下ネタバレ)
娘がフランスに行ったか行ってないのかという1点で、フランスに行った、が事実という点がつらすぎて最悪でした。あんな状態のお父さん残して恋人との新生活選ぶとか、喪中に挙式強行するバカップルみたいでいやだわ。
ログインしてコメントを確認・投稿する