下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【31】
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mixi日記2023年04月02日から
テーマサイトは下記。
【次の文で、どれが主語、動詞、目的語でしょうか? 以下の文では、どれが主語、動詞(自/他)、目的語なの】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11135069.html
===========引用開始
質問者:ko-papa質問日時:2019/05/24 11:17回答数:34件
次の文で、どれが主語、動詞、目的語でしょうか?
以下の文では、どれが主語、動詞(自/他)、目的語なのか教えて下さい。
1. 鳥は 空を 飛べる。
2. 私は 日本語が 話せる。
3. 私は 日本語を 話せる。
4. 私は 日本語が 分かる。
5. 彼が 日本語を 話せる。
☆ 3 は正しい日本語と言えますよね?
☆ 1で「空が」とは出来ず、4 で「日本語を」とは出来ないことと、3では「を」も「が」も使えることとの差は何なのでしょうか?
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
===========引用終了
古い質問板のやり取り。
非常に興味深い問題なのに、当方はスルーしている。
いつもの展開にゲンナリしたのか、素人が口を挟めるような問題ではないと判断したのか……。チェックはしていたはずなのだが、何も記憶がない(泣)。
読み返してみると、やはりnw先生のコメントがすばらしい。
No.15&No.26のコメントは、何度でも読み返したい。
〈つまり、可能動詞は「そもそも自他を考えるべきものではない」という結論になります〉
やはりそれでいいのだろう。ホッ。
この質問に関する限り、nw先生は好戦的。
コメントNo.17では、コメントNo.16対して下記のように書く。
===========引用開始
目的語、は他動詞の動作の対象だけではありません
一連の文章の中での、主語、述語、目的語・・・の目的語に相違はありません
ということですが、これはどういう本に出ている説でしょうか。
「空を飛ぶ」の「空を」が「目的語」である、ということが何かの本に(あるいはネット上に)書かれているのでしょうか。
私の持っている本・辞典などでは、このような「場所の格(補語)」は、目的語(客語)とは見なさない、ということになっているのですが、私の知らない本・学説はもちろん多いので、教えていただければありがたいです。
===========引用終了
コメントNo.26ではコメントNo.18に対して下記のように書く。
===========引用開始
しかし、この議論は往々にして、その論者固有の感覚の問題になってしまいます。
例えば、私が疑問に思ったのは、No. 18の回答の次のところです。
たしかに、
(1) 鳥は 空を 飛ぶ。
の場合、飛ぶという動作が、空に [ 及んでいる ] とは言えないでしょう。
空に何か働きかけようという意図があるわけではないので、自動詞と考えるのが自然かと。
上の考え方には賛成です。しかし、
1. 鳥は 空を 飛べる。
のような可能動詞の場合、「飛べる」は動作ではなく、むしろ「状態」と呼ぶべきものかもしれ ない。
この場合、「飛べる、という状態」は、あくまで「空」に向かってのものであることになります。
つまり、【空に対して、「飛べるという状態」が及ぶような動詞】と言えるのかもしれません。
どうしてこういう話になるのかわかりません。(「状態」であるというところは賛成です)
「状態」が「「空」に向かってのもの」というのは何を言いたいのか。
「空に対して、「飛べるという状態」が及ぶ」というのは何が何だかわかりません。
こういうのは論証とは言えません。ご本人しかわからない議論です。
===========引用終了
メンドーな質問ほど、こういう適確なコメントが欲しい。最近、コメント数が著しく減っていることがつくづく残念だ。
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