今朝の事だ。春めいた休みの朝、いつものコンビニでホットコーヒーとフォルテのメンソールを買いに車を走らせていた。途中、踏切待ちでふと道の脇を見ると青い鳥がいた。珍しいなと眺めていたら、青い鳥が僕の車のルーフの上をかすめて何処かへ飛んで行った。
今日は何かいいことがあるのかな?なんて呟きながら、コンビニの駐車場に車を停めた。
買い物を済ませて車に戻る。ドアを開けると懐かしい曲が流れている。ふと、あの頃の懐かしい思い出が鮮やかに甦った。
僕の車の中はいつも懐かしい曲たちが流れている。そして、そんな曲たちを聴くたびに僕はいつもあの頃の思い出に誘われてしまうんだ。
楽しくて、切なくて、哀しくて… そんな出来事や想いが長い年月のフィルターに浄化されて、そこに残るのは懐かしさだけ。
この世にタイムマシンなんてないけれど、懐かしい曲たちは素敵な思い出を引き出すトリガーになる。
でも、そんな思い出の中に、しばしば悔やんでしまう想いもある。まだ、自分の中で消化されてない想い、おそらく誰にもひとつやふたつはあるでしょう。
そんな思い出などいらない。いや、もっと正直に言えば、それはまだ思い出になりきれてない。ズルズルとみっともない音を立てて今だに過去を引きずっている。
そんなのは、とっととケリつけてさっさと忘れてしまおう(^^)今更、何をどうしたってどうにもならないし…
ドリフの長さんがよく言ってたっけ。
‘ダメだ、こりゃ。つぎ行ってみよう!’
ただ、僕は今まで色々な人に喜んでもらえた分、おそらくそれ以上に色々な人を傷付けてしまったと思う。そんな人達のこと、いつもは忘れてしまっているけど、いつかこの日記を読み返す時に思い出すよう、いつもは薄情で能天気な自分を戒めるよう文字に残しておく。
今だに浄化されない、今だに悔やまれる愚かな自分…
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