飲み会があった。
ことの発端は、去年に忘年会か新年会をやろうと同級生の二人で話してたのさ。
コロナだから、あんまり大人数になるといけないから九火と同級生二人の合計3人でやろっか?ってなってた。
この時点で私は、ガッツポーズしてた。
飲み会のベストな人数は「3人」だと強く思っている。
2人じゃ話題が尽きるかもしれない。
4人じゃ意見が分かれてしまうかもしれない。
5人じゃハブられてしまうかもしれない。
6人以上は、結局少人数のグループに分かれてしまうから、そもそもそんなに集まらなくていい。
それからその同級生2人は、音楽系の熱い話とか出来そうだから、こないだ行ったLIVEの感想とかを話したい!2人の最近ハマってるグループの話とか聞きたい!
てなわけで1番ベストな人数が「3人」なんですよ。
(ボケ・ツッコミ・観客のフォーメーションが出来るから話題を回しやすい)
所がドスコイ。
同級生の家族からストップがかかり、延期に延期を重ねて3/31になってしまった。
所帯持ちに言われたら独身奴隷(決して貴族じゃない)としては、従うしかない。
さらっさらっのさらさら〜に♪(サラサーティのリズムで)
同級生が…「アイツも呼びたい」「あの娘にも声かけた」なんて余計なことをされてしまったので、人数は5人になってしまった。
オーマイパスタ!ってな感じで昨日飲み会が開かれたのです。
(ギリギリまで欠席しようか悩んだんですけど行きました。)
韓国料理のお店で待ち合わせ。
予定の時間になっても来ないメンバー。
(こういう時に予定通りに来る、自分の真面目さがバカバカしくなる)
やっと集まって始まれば、定番の「あの頃は〜だったよね話」に花が咲きます。
あっちでは青い話の花が咲き、
こっちじゃ黄色い話の花が咲き、
私は料理のメニューを見て
「チャプチェって韓国語だとこう書くんだ〜」
なんて一人の世界に落ちておりました。
よく覚えてるな〜てくらい私は、学生の頃の記憶なんて捨ててきた。
お店には大きなテレビにK-POPのアイドルのMVが流れてたので、興味もないのに仏像みたいな目でずぅっと見てた。 (-_-)こんな目
そんな時に急に話を振られました。
「俺さ!小学校の頃に九火の家にゲームしに行った時!九火ん家の犬に足噛まれたんだよね!」
いやいや、何故その記憶を今呼び起こした?
ただでさえアウェイな飲み会で、初めて話を振られたと思ったらその話題って!
マジで勘弁して欲しかった。
(当然、私の記憶には欠片も残ってない)
周りの同級生が笑ったからこそ「アハハ!」で済んたけど、一歩間違えたらとんでもない空気になる所だった。
思い出話の後は、お決まりの今の家庭事情の話。
子供が何歳か?なんの仕事してるのか?
保育園とか中学とかどうする?
副業って何が1番か?
私の付け入る隙が無い話が続きます。
「九火は、結婚しないの?」
『知ってる?結婚って一人じゃ出来ないんだぜ!』
と言い返したかったんですが、何も言わずただ頷くだけでした。
「ま、(結婚しない)そんな生き方もあるよね!」
と言われた。
『結婚したくなくてしないんじゃなくて、
結婚出来ないからしてないんだよ。
てか、相手もいないよ。』
『年収〇〇○万円じゃ婚活も参加する資格ないよ。
そんな生き方、望んでしてるわけないじゃない。』
『くっそ!いつか浜辺美波みたいなすっげえ若くて綺麗な嫁さんと結婚して、お前ら土下座させてやるからな!!』
と心で泣いて顔で笑ってやり過ごしておりました。
何もかも予定と違う飲み会が続き、終わる頃にはそんなに興味無かったK-POPアイドルの顔をちょっと覚えてしまった。(←知らんがな)
お・願・い・だ・か・ら!
飲み会は3人でやらせてくれ!
覚えてない同級生とか来られても困るだけやから!
本当に参加しないほうが良かった飲み会だった。
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