神回だけ見せます！【ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン戦】

TVerのオリジナルコンテンツである「神回だけ見せます！」
シーズン３が公開されています

「神回だけ見せます！」は
TV番組プロデューサー佐久間宣行氏と伊集院光氏がMCとして
日テレの過去映像の神回を紹介する番組なのですが
「プロレス」というジャンルについては、両氏ともにそれほど詳しくないため
専門家としてユリオカ超特Q氏がサポートに入っています

今回紹介するのは
「神回だけ見せます！」
#14 全日本プロレス中継「ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン戦」
（1982年2月4日・東京体育館、PWF世界ヘビー級選手権試合）です
https://tver.jp/episodes/ep68yisknr

この試合を語る上で欠かせない、ハンセンが全日本プロレスに移籍する際の経緯などを
ユリオカ氏が説明し、かつ前年の最強タッグの映像もあるので
当時を知らないプロレスファンにも比較的解りやすいアレになっているかと思います

補足すると
全日本プロレス社長は、旗揚げ当時からジャイアント馬場さんだったのですけど
日本テレビから出向する形で、81年12月から松根光雄氏が社長になり、馬場さんは会長職へ
松根氏の思惑としては馬場さん（当時44歳）に現役を退いてフロント業務に専念してもらい
次の世代（鶴田、天龍）へトップを移行させたい〜
つまり「団体エース格の若返り」という狙いがありました

現役バリバリで今最も脂がのっている状態のハンセンと
下り坂傾向の馬場が対戦したら、馬場さんがボコボコにされてしまう
もしかしたらこの試合が「引退試合」になってしまう・・・・と思ったファンは多かったようで

レスラーとして追い込まれているだけではなく
団体経営者としても追い込まれていたジャイアント馬場のファイトとは？
そんな背景を理解した上で見てもらうと、より面白いかと思われます

もし、試合部分だけ純粋に見たいという方がいらっしゃいましたら
こちらをご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=AlmyBOwYIYQ


また過去回になりますが
「神回だけ見せます！」
#4 全日本プロレス　「アブドーラ・ザ・ブッチャーvsザ・シーク」
https://tver.jp/episodes/ept69gq9zm
も非常に良い内容なので未見の方は是非ご覧くださいませ