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2023年03月15日17:05

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元内閣参事官・高橋洋一氏、小西文書の疑惑のうち「レク記録」について解説

729回 小西文書の国会答弁で衝撃事実!上司がメモの内容を書き換えた



○zakzak2023.3/15:総務省の「行政文書」は全て正確なのか 官僚のバイアスかかる可能性 都合よくまとめられがち、筆者もデタラメ書かれた経験も (高橋洋一)

総務省の「行政文書」をめぐる騒ぎが続いている。

一般の方が行政文書と聞くと、正確なものと誤解するが、そうでもない。行政文書の法的な定義は、「行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書、図画及び電磁的記録であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているもの」(情報公開法第2条)だが、単なるメモでも他の職員が仕事で使い、見せれば行政文書になるので、正確性は別問題だ。

議論となっている2015年2月13日の「高市大臣レク結果」についてみると、行政文書だ。しかし、正確性は当てにならない。というのは、配布先に大臣、事務次官が抜けているので、正確性が担保されていない行政文書だ。配布先から、総務省全体ではなく旧郵政の内輪情報共有メモであることもわかるが、当時総務相だった高市早苗氏が旧郵政から部外者扱いされ、バイアスで書かれた可能性がある。ちなみに、高市氏は、そんな言い方はしていないと否定している。

さらに、総務省は10日、全体の文書の精査状況を明らかにした。全48ファイルのうち26ファイルは、現時点で作成者が確認できていないと説明。文書中の不自然・不一致箇所は6項目。引き続き精査しているのは高市氏と安倍晋三元首相関連だという。これで今回の行政文書の正確性がないのが分かるだろう。

例えば、筆者の場合、05年から06年に総務大臣補佐官(大臣室参事官)を経験している。その前の大蔵省時代、「大蔵対郵政大戦争」の最前線にいて、各種の政策議論を当時の郵政省と交わす立場だった。郵政内の行政文書で当時、どのように書かれていたのか見たところ、まったくデタラメだった。当時の筆者の驚きと、今回の高市氏の反応は似たものだろう。

17年3月の加計学園問題でも、各省間での折衝の際、折衝メモがそれぞれの省の職員で作られたが、相手省の確認を受けておらずに、自省に都合よく書かれていて、その正確性は疑問視された。

その後の行政文書作成のガイドライン改正で、政策立案などでの打ち合わせ文書では相手方の確認を取るとされたが、それ以前は確認を取ることはなかった。

今回問題とされている行政文書は15年のものなので、正確性が確保されていなくても不思議ではない。

一般論として、大臣へのレクにおいては、官僚側に都合よくレク結果がまとめられがちだ。しかも、大臣レク結果を全てチェックするのは今でも物理的に困難だろう。

いずれにしても、行政文書だからといって、正確であるとして「官邸がテレビに圧力」というのは、以前のコラムに書いたように筋違いだ。というのは、安倍元首相は「テレビで放送法の縛りがあるならネットでいい」と言っていたからだ。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
https://www.zakzak.co.jp/article/20230315-DNE4FETGBRMJTFSGKJO7K6S6RA/
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■高市氏、レク記録「内容違う」=「もう質問しないで」と反発―参院予算委
(時事通信社 - 03月15日 16:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7337629
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