☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2023 令和5年
3・11(土)
あなたはこの世になぜ存在し
どう生きればよいのか?
人間存在の真理とは
ブッダの教えの視点から考える(2)
姫野です。
今日も京都は暖かい春めいた晴れの
気持ちのよい一日になりました。
ど〜も、いかがお過ごしでしょうか?
では前回の続きです。
ブッダは人間存在と幸せをどう説かれたのでしょう。
1 法則には逆らえない。
一切現象の基礎法則を押さえる必要を認識する。
人生と幸せを考えるとき一切現象の基礎法則を押さえる
ことが必要となる。そうしないと、世界の人々が共通の
対話の土台に乗らないし議論もかみ合わなくなる。
正確な事実に基づいて思考を組み立てなければ結論が
誤ってしまう。時代・場所を超えても変わらない真理・
事実を基礎に思考を組み立てることが必要と認識する。
2 ブッダの教えの「この世の現象の基本理解」
(1) この世は「因果法則でできている」ことを知り受け入れる。
原因があり、縁があり、結果がある
現象はさまざまな因果の連鎖が縁により仮和合して今生じているだけ
現象は因縁の変化ですぐに変化する。生命の誕生と死・台風・洪水・
地震・津波・火山噴火・四季の変化などなど
その自然法則には善悪や神の意志・感情などない
ただ無数の因果法則の働きがあるのみ
(2) 「諸行無常」を知り受け入れる
すべては絶えず変化し動いている
(3) 「諸法無我」を知り受け入れる
すべては究極まで突き詰めると実体がない
不変の固定的実体はない
人はみな同じ存在、本質的な平等を知る
人はこの3つの法則には従わなくてはいけない。
法則に従わない自由はありません。
3 ブッダの教えの人間存在の理解
人間はどういう存在なのか?
人が縛られる法則
人を動かす法則には2つある。身体と心の因果法則
(1)身体(物質)の因果法則
宇宙>地球>生命>人間
・人間は宇宙・地球が生み出した生命体という事実に支配される。
神が生み出したものではない。
・死ぬ瞬間まで生き続けようと働いている生命体である。
幾つになっても死を考えない。明日も生きることを予定している。
・そのため、命あることそれ自体が歓びであるように造られている。
(2) 心の因果法則
心を支配する法則には従わざるを得ない
(一) 受想行識の生命体(感受できないものは認識できない)
感受し、思いが起こり、行動するという意識ある生命体
(二) DNAの法則 遺伝子の制約 白人・黒人・気質・体質等
(三) 環境・文化の法則
人の心、感情は住み暮らす場所による文化になじまざるを
得ない。それが常識と刷り込まれる。
(四) 知識の法則
知識・認識があることによる心の動き
・人の心(意識と感情)はこれに縛られます。
4 身体も心も2つの相反する矛盾した働きでできていることを知る。
・人は矛盾を内包して動き、統合されている生命体である
ことを知る。
・絶えず引きつけ合う力と反発する力が統合して動きを生んで
いる生命体であり、生涯矛盾した欲求をかかえて行動を選択
し続けざるを得ない存在である。
相反する欲求と作用が誰の中にもある。
自分の中にしっかりした基準がないと、状況や感情に流されるだけの、
分けの解らない人生になりやすい。
よい人もいつしか、はた迷惑な人となる可能性も常にある。
5 以上の法則を知り「智慧」を獲得する。
・智慧というのは、ものの見方が変わることをいいます。
存在の真理の立場から物事を見る力です。
無明の状態から智慧を獲得をして
いつでも「独りよがりの煩悩・執着」を離れられる人となり
あるがままに現象を観察できる人となる。
・何があっても慈悲の心を忘れず
深い心の平安の状態にある人となることが幸せであり智慧です。
・常に反射的な自我の反応だけでなく、
智慧の視点からも眺めることができ
状況に応じた、適切な行動を選択できる力を身につける。
つづく…
ではでは
愛を込めて! Mahalo!
姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
今日も笑顔でニコッとね。
何であれ、そこに愛が流れてこそ
はじめてこころから楽しくなります。
幸せはごく自然な
あなたの命の本来の属性です。
姫野修一郎のメルマガ「夢で愛ましょう」
https://www.mag2.com/m/0000113432
ご意見・ご感想などはこちら
姫野メルアド ANA38655@nifty.com
ログインしてコメントを確認・投稿する